4.12haの中だけではサクラソウの減少は止められないのでは
公開日:2026年09月24日 最終更新日:2026年09月24日

前回から気になっていた桜草公園の正門の左斜め下の駐車場予定地に2つの大きな水溜まりができて、一つはコガマが密生し、コナギなども生えて、今日はアキアカネらしき赤トンボがが連結してしきりに打泥産卵を繰り返していた。
調べてみると赤トンボの卵はそのまま越冬するとのことだが、いつまで水溜まりが続くのか心配だ。子孫繁栄に結びつくといいが。


自生地は中央観察路が完全に水没状態。鴨川沿いの観察路からは入れたが、ここにはキンミズヒキ、ユウガギク、フジバカマも見られ、アキノノゲシも多くの花を咲かせていた。ヤブツルアズキもあったがいつもは遅い鴨川沿いのヒガンバナはもう、すがれていた。これは雨続きで最盛期も無く、おわってしまったようだ。B区の向かいの土合横堤のヒガンバナの方が元気が良かった。
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先日刊行された田島ヶ原サクラソウ自生地緊急調査報告書は「7年間にわたる緊急調査事業の成果を集約したものであり、今後の田島ヶ原サクラソウ自生地の保全に向けた実効性のある対策を講じるための十分な指針となるものです。」と教育長は述べています。
確かにサクラソウ自生地4.12haの施策の元になる重要な調査である事には疑いがありません。
でも、2003年の235万株から23年間で16%の38万株まで減少させてしまった大きな原因は4.12ha以外のところの周辺環境にあります。
2月の定例市議会の代表質問で久保議員がお尋ねした2014年保存管理計画策定委員会の会長をされた佐々木寧埼玉大学名誉教授の「「サクラソウ自生地に隣接して整備された桜草公園が、他の都市公園と何ら変わらない管理で今も進められていることにも驚きを禁じ得ない。生態学では、一定の個体群の維持のためには周辺に多様な個体群の必要性、および周辺環境、緩衝帯の必要性がいわれ、状況に応じた順応的管理が当たり前となっている。」と述べられています。
現状はどうでしょうか。桜草公園は荒川総合運動公園などと同じARAKAWAスポーツパーク管理のようです。いくら4.12haの中で頑張っても周辺環境が何も変わらなければ、まったくの独り相撲に終わってしまいます。
サクラソウ減少の原因は4.12ha内の問題だけでなく周辺環境に追うところが大きいというのは今や常識なっていると思いますが、如何でしょうか?