初秋の穏やかなサクラソウ自生地と桜草公園でした
公開日:2025年10月09日 最終更新日:2025年10月10日
2025年10月8日の寒露はかなり秋めいてきたが、陽射しは夏並みで一周してきたら真夏と同じように全身汗びっしょりだった。
中央観察路を入ると両側はユウガギクが占領していた。全域で花が見られ、これだけユウガギクが見られるのも久しぶりだ。キゴシハナアブ、ツマグロキンバエ、そしてキタテハなど多くの虫たちが来て秋の日を満喫していた。
キンミズヒキは常連、レモンエゴマは少し少なくなった。アキノノゲシの際立って大きいのは見られなかった。ヤブマメも一時より多く見られ、ゲンノショウコは花も大きく南観察路で見られた。そしてナンバンギセルなども見られたが、何となく寄生のお邪魔虫の風情だった。
フジバカマはE区で見られたがいつものB区は境のコセンダングサやカナムグラヤヨシなどの雑草類が伸び放題で近づけずに見られなかった。ここは樹木を取り除いた後は除草がままならず自生地に近づけない事が多い。これも縦割りの弊害だ。