さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生原爆投下後の焼野原の街で最初に花を付けたというキョウチクトウが咲いていました

原爆投下後の焼野原の街で最初に花を付けたというキョウチクトウが咲いていました

公開日:2025年08月07日 最終更新日:2025年08月08日

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最盛期から比べると19%です。この現象カーブは何としても止めましょう

田島ヶ原のサクラソウは第1調節池が完成した2003年の235万株がピークでした。
その後は多少の凸凹はあるものの急坂を転げ落ちるように減少し続け、今年2025年にはついに史上最少の45万株に落ち込んでしまいました。
これは第2調節池完成を目前に控えたサクラソウ自生地の緊急SOSでしょう。

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2025年の立秋は朝から曇天模様で、にわか雨もあってさすがの猛暑も少し和らいだ気がしました。
サクラソウ自生地は相変わらずオギとヨシの世界です。
桜草公園では広島に原爆を落とされた後、何もない街で一番に花を咲かせたというキョウチクトウが多くの花を付けていました。

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オギの背丈が高くさくらそう水門は上のわずかしか見えていなかったのに・・・・

これからはさいたま市の荒川河川敷の洪水はほとんど無くなり乾燥化は一層進みます。
幸いサクラソウ自生地は桜草公園という緩衝地帯に囲まれています。ここがサクラソウ自生地の乾燥化を防ぐ役割を果たしてくれれば万々歳です。でも、桜草公園は快適な公園ライフを実現するには乾燥化が望ましい立場で、それに向かって頑張っています。

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