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哀れミゾコウジュは、はかない命でした

公開日:2021年05月17日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 哀れミゾコウジュは、はかない命でした

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準絶滅危惧種(NT)のミゾコウジュガA区の向かいの横堤下の側溝際に花を付けているとの記事は立夏のレポートでお届けした明るいニュースだった。

それが14日行ってみたらきれいさっぱり無くなっていた。12日にはあったので13日に除草されてしまったようだ。もうそろそろ横堤の除草時期だが側溝の内側なのでまあ大丈夫と思っていたら、意外な落とし穴があった。

ミゾコウジュは人の生活圏近くに自生するシソ科の植物で花が地味であまり見栄えはしない。そんな性質からある年群生しても翌年には環境ががらりと変わって無くなってしまう事もしばしばのようだ。

でも今回の刈り取りは如何にも不勉強だ。公園従事者なら希少種や外来種くらいは覚えて刈り取っていいものか悪いものかの判断をして仕事するのが当然と思う。以前はA区の周囲にあったケヤキなどの自然木を全て切り倒してしまった事もあったが不勉強すぎる。

横堤の側溝の内側にきれいに花を付けていたミゾコウジュ(5月12日)

車止めの近くは特に密生していたミゾコウジュ。

個々の花は小さくまばらにしか開かないのであまり目立ちません。

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