さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生田島ヶ原は草原の風情で、新開小ではジャコウアゲハが羽化しました

田島ヶ原は草原の風情で、新開小ではジャコウアゲハが羽化しました

公開日:2025年06月25日 最終更新日:2025年06月25日

6月10日の昼頃関東甲信と北陸が梅雨入りした模様との発表があってから15日の昼以降は梅雨どころか猛暑が続いている。

20日で11日目なので羽化を期待して朝一番で新開小学校に行った。6月9日に新開小のサクラソウの花壇の所に2匹のジャコウアゲハの蛹を見つけた。

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立夏の5月5日に桜草公園の入り口近くで産卵するのを見つけて、翌々日の7日に新開小学校に移した。風の強い日で途中で2個の卵を失い4個だけが引っ越し完了。産卵から10日後の15日に約2㎜の幼虫が生まれた。その後4回の脱皮を繰り返して3~4㎝くらいになって蛹になる。6月9日に塀の下のモルタル部分とサクラソウ花壇の給水の柱に蛹が付いていた。他の2匹は不明だった。蛹化してから11日目の6月20日にモルタルの蛹が無事羽化して羽を休めていた。10時20分頃一度ゆっくり羽ばたいたと思ったら間もなくゆっくりと飛びあがった。もう一つは下の方が赤くなっていたので夕方頃に羽化するのだろう。

サクラソウ自生地はオギが生長して草原の雰囲気だった。観察路の両側にはユウガギクが列を成しノカラマツやツルボ、イヌヌマトラノオ、、ノカンゾウの蕾も花も見られた。中央辺りにはママコノシリヌグイ。トモエソウはツボミだった。

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花弁が無く萼が早落性のノカラマツに珍しく上は4枚下も萼が残っています

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イヌヌマトラノオにキタテハが吸蜜に来ていました

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一日花のノカンゾウは多くの蕾を付けています

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