さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生最高にむし暑かった大暑のサクラソウ自生地

最高にむし暑かった大暑のサクラソウ自生地

公開日:2020年07月24日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 最高にむし暑かった大暑のサクラソウ自生地

詳細

2020年7月22日の大暑はハッキリしない天候で湿度が高い日だった。
午後からは所により雷雨の予報でも、午前中は薄日が射す時間もあり穏やかだった。

中央観察路を入ってすぐの所でジャコウアゲハの卵を見つけた。帰り際には近くでウマノスズクサの花も見られ、久し振りで楽しい予感だ。

この時期はやはりオニユリが華やかだ。シロバナサクラタデが多く見られるようなり、ヌマトラノオも見られた。南観察路ではアゼオトギリとオトギリソウそしてミズタマソウが伸び出していた。
鴨川べりにはセリが白い花を咲かせ、第2次指定地では真ん中辺りに群生していた。これは去年までは見られなかった気がする。

全身汗びっしょりになり観察路を抜け出して涼しさにホッとした。オギやヨシに両側を囲まれた観察路は風通しが悪くなっている。

左はミズタマソウとツバメシジミ

オニユリは全域で朱色の大きな花を咲かせています。

中央付近で多くの花穂をたわませているシロバナサクラタデ。

ノカラマツは花の季節が終わりそう果の時期になりました。

オトギリソウの雄しべは多くあり基部で3つの束に分かれる。

アゼオトギリは絶滅危惧ⅠB類(EN)河川敷の開発などで減少。

大2次指定地に群生するセリ。この時期のものは食べられない。

埼玉カテゴリー準絶滅危惧(NT)のヌマトラノオ。

ジャコウアゲハの卵が7つ。葉だけを食べればいいですが。

ウマノスズクサはジャコウアゲハに茎を食べられ枯れてしまう。

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu