見せる時期の後は保護する時期があって当然です
公開日:2025年06月06日 最終更新日:2025年06月07日
朝から日本晴れで真夏日の予報の2025年6月5日の芒種は予報通りの真夏の暑さだった。
サクラソウ自生地はすでにオギとヨシの天下で、その他多いのは蕾をつけたノカラマツくらいだ。その上観察路が真ん中の7~80㎝くらいしか除草されておらず柵から1メートルくらい外側もオギなどが生え放題で
観察路が狭いだけでなく、柵の中が殆ど見えない。
なら枯れの防除はヒノキの木くずを巻き付けてあるのだろうか
観察路が狭かったこともあったのだろうか、今日は今までの観察暦ではじめて何も見ることができなかった気がした。全く見るものが無く、ただの散歩のような観察行だった。ノカラマツのツボミ、イヌヌマトラノオは一ヵ所で3茎、クサノオウは鴨川沿いのみ、出会った生き物はシオヤアブが一匹だけだった。
でも今の時期は見せる時期ではなく保護の時期なのだろうからこれでいいのだろう。極力来場者は少なくして自然にゆだねることが必要だろう。6月から夏の間は立入禁止にして自然に戻すことも
考えてもいいのかもしれない。
新開小学校ではサクラソウの鉢がきれいに並べられサクラソウは光合成を楽しんでいるようだった。
4匹だったジャコウアゲハの幼虫はソロソロ終齢のようで1匹は外側の塀に出ていた。2匹はウマノスズクサに居たが一匹はどうしても見つからなかった。週末にかけて蛹化するような感じだ。
土合小学校は幼虫の数も多く1齢~4齢と色々いる様で、この週末に蛹化するのも出てきそうだ。ただウマノスズクサは蔓や葉は茂っているが花がまだ蕾も小さく数も少ない。クララは大きな花序を付けていたが、真ん中にあるシムラニンジンはサクラソウなどに遠慮をして伸びが悪いようだ。
浦和別所小学校は不思議なほどサクラソウが枯れて、ウマノスズクサも根付きが悪い。幼虫は大きいのから小さいの迄4~5匹は居そうだ。昨日採ってきたウマノスズクサが枯れかけている。あれだけ土をつけて持
ってきたのだから何とか復活して欲しい。