さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生ノカラマツが全域で増え花穂を揺らしています

ノカラマツが全域で増え花穂を揺らしています

公開日:2020年06月07日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル ノカラマツが全域で増え花穂を揺らしています

詳細

2020年6月5日の芒種は30℃の夏日になるとの予報だったが、自生地では真夏の暑さで全身汗びっしょりになった。
例によって正門脇から入ると昭和水門側のノリ面が除草され、クララはきれいさっぱり無くなっていた。

自生地ではオギがヨシに負けないくらい大きくなり天然記念物碑はわずかに頭が見えるだけだ。
ノカラマツが大きく伸びて多くの蕾を付け、シオデが盛大に蔓先を伸ばし、オカトラノオ属の白い独特の花穂が多く見られるようになった。
ハナムグラやチョウジソウの花が残り、クサノオウ、ドクダミ、クマツヅラの花が見られる。

今年の株数調査の結果は大方の予想を裏切って減少、47万株だった。

左は中央観察路にあったネズミムギ。多くの虫が付いているのが不思議だった。

特別天然記念物石碑の頭が僅かに覗いています。

芽だしの時はあんなにきれいだったノカラマツ、花はもっと寂しくなるのが不思議。

今日見られたオカトラノオ属の花穂はノジトラノオのようだった。

オカトラノオ属の花に来ているのはベニシジミが多い。

ハナムグラはすっかり少なくなりました。

クマツヅラの花が北観察路に散見できました。

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu