周囲の堤防が全てきれいに除草されて気持ちのいい桜草公園でした
公開日:2025年05月22日 最終更新日:2025年05月22日
2025年5月21日の小満は無風で最高気温が30℃位まで上がる真夏日、家に戻った時には全身汗びっしょりだった。
桜草公園の周囲の堤防は全ての所が一緒に除草されて気持ちのいい空間が広がっていた。さいたま市と荒川河川事務所の協力の賜物だ。有難うございます。
サクラソウ自生地はオギが伸びてもうすぐ天然記念物碑を完全に隠しそうな勢いだった。
鴨川側にはザラツキイチゴツナギやネズミムギが盛大に雄花を咲かせていた。
前回疑問に思ったクヌギの胴巻きはナラ枯れ病の伝染を防ぐ為だったとの事だ。
この日はハナムグラが全域で見られた。オニユリはこれから多くの花をつける予兆を感じさせられた。
ハナムグラはアカネ科ヤエムグラ属の多年草。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
5月下旬から6月上旬の田島ヶ原サクラソウ自生地では普通に見られるが、自生地以外の荒川河川敷では見られることが少なくなった。
葎(むぐら)はヤエムグラ、カナムグラに代表される広い範囲にわたって生い茂る雑草の意。
田島ヶ原ゆかりのサクラソウ情報
新開小学校
15日に生まれたジャコウアゲハの幼虫は4匹が近くの葉に固まって付いていた。2~30日の間に4回脱皮して蛹になる。蛹化する時は本当にどこに行くか分からないが
取り敢えず幼虫時代はウマノスズクサに居るので安心だ。サクラソウは健康そうな葉を広げて光合成をしていた。花をつけている鉢もあった。
土合小学校
今年こそ花を咲かせる筈と思って目を皿にして小さな小さな蕾を見つけた。ウマノスズクサの蕾を探して色々見ているとなんとジャコウアゲハのメスがご来場でビックリ。
サクラソウは大きな葉を広げ光合成に余念がないようだ。
浦和別所小学校
4月14日に東久留米から故郷浦和に戻った田島ヶ原ゆかりのサクラソウは別所小学校で花を咲かせ、現在は来年に備えて地下の根に養分を蓄え始めている。久し振りの故郷に戸惑っているのか他に比べて元気がない。花壇の周りを生徒さんの朝顔で応援してくれているようだが、手入れや水やりの時に触れないように注意しよう。