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ノウルシが一人我が世の春を謳歌しています

公開日:2020年03月21日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル ノウルシが一人我が世の春を謳歌しています

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空は晴れ渡っていたが西風が強く富士山がクッキリ見えた。強風に背中を押されピントが合わせづらい時もあった。

桜草公園は相変わらず車乗り入れ禁止のままで、春分の日の祝日なのにたまに散歩の人が見られるだけだった。
自生地ではノウルシが全域で黄色い花を咲かせて、強風もどこ吹く風、我が世の春を謳歌していた。今一番花をつけているアマナはすべてうなだれ閉じたままで、ヒロハアマナは終わっていた。

3月13日の記録的に早いサクラソウの初咲きの後は16日に天然記念物碑の前で開花が見られたようだが、今日はその株が3花開いていた。

B区の駐車場側からは給水装置のホースが見られ、カントウタンポポ、シロバナタンポポが咲き観察路側ではヒキノカサの黄色い花が見られ、ヒロハハナヤスリ、そしてサクラソウの花も5~6株が遠望できた。
B区で最初から芽を出していたサクラソウは花芽が見られただけで、アマナなどの生長に追いつけず他の草の合間に沈んでいる。

自生地は一面緑色で、右上には白く雪化粧した富士山が見える。

まさにノウルシ園です。今年はサクラソウも早いので頑張れ!!

よくもこんなに閉じてしまうものかと感心するアマナです。

塊茎を干したものを漢方では延胡索と呼ぶようだ。

この小さな花を蛙が傘にしたというメルヘンチックなヒキノカサ。

16日に開花した天然記念物石碑前のサクラソウ。

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