さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生サクラソウの精よりメッセージが届きました

サクラソウの精よりメッセージが届きました

公開日:2020年03月14日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル サクラソウの精よりメッセージが届きました

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3月13日は4月中旬並みの暖かさで、翌日からは寒さが続くという予報に自生地に行ってみた。
今シーズンはまだサクラソウの蕾を確認していない。A区の黄色い花を付けて群生しているノウルシは無視してサクラソウの株を探した。花芽を付けているのはすぐみつけた。ピンクの蕾を覗かせている株もあった。

ヒロハアマナもアマナも今日はきれいに花開いていた。アマナはほぼ全域で、ヒロハアマナはE区で白い絨毯を広げていた。しかもハチが飛び回っていた。
訪花昆虫が少ない自生地で見るミツバチは貴重だ。ヒロハアマナにも来ていた。

そろそろ帰ろうかとB区のアマナたちを眺めながら歩いて行くと微かにピンク色が見える。まさか今頃サクラソウではあるまいと念の為ズームを効かせて見た。
何とサクラソウの花だった。蕾も見える。半信半疑でシャッターを押した。帰って確かめると最近の初咲きは19日が多い。この10年でも記録的な早さだった2009年、2010年でも3月14日だった。
まさにサクラソウの花の精の贈り物だ。サクラソウ自生地100周年のお祝いの初咲き新記録だ。

4月中旬並みの暖かさに花開かせているアマナ。

トラマルハナバチならと思ったのは欲張り過ぎでした。

ヒロハアマナの大きな株。葉の真ん中に白い線があります。

この花芽を付けてから咲くまでが結構あります。

僅かに覗いているピンク色ですがここからも開くまでは大変。

ヒロハハナヤスリの群生。アカメヤナギの下にあります。

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