さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生ツマグロヒョウモンの合体を観察できました

ツマグロヒョウモンの合体を観察できました

公開日:2019年09月10日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル ツマグロヒョウモンの合体を観察できました

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白露の2019年(令和元年)9月8日の朝は抜けるような青空だった。台風15号の影響で時たま大粒の雨が落ちてくるがすぐ止んで青空が広がる。今夜半から翌朝にかけてさいたま市に一番接近するようで要注意だ。

夕方と朝では咲く花も雰囲気も違うのは当然だが、今朝はあまりの変化にびっくりした。6日の夕方に見たA区のツルフジバカマの群生がツユクサのコバルトブルーに置き換わっていた。逆光もあり、ツルフジバカマは全く見えなかった。
今の時期に多くなるツマグロヒョウモンやイチモンジセセリ、キタテハなどの蝶が多く見られたが、夕方のように慌ただしく飛び交う姿は無かった。

ツルフジバカマ、ツユクサそしてセンニンソウは今が旬で、今年はママコノシリヌグイ、スズメウリも各所で見られる。
ヤブツルアズキ、ツルマメが見られるようになり、カナムグラ、フジバカマ、イノコズチも新鮮で、ツルボも見られた。

6日にはツマグロヒョウモンの合体を観察できた。もつれあって草むらに着地するところから見たのは初めてだ。
左はママコノシリヌグイ。今年は河川敷でも多い。

全域で白い山を作っているキンポウゲ科のセンニンソウ。

これからのサクラソウ自生地の主のヤブツルアズキ。

大きな葉の陰で花をつけるスズメウリ。もう実を付けています。

球根のある多年草のツルボはキジカクシ科。

キクイモは北アメリカ原産のヒマワリ属の多年草。

赤紫の小さな花を付けるダイズ属の一年草のツルマメ。

2匹のツマグロヒョウモンがもつれ合いながら落ちてきた。多くはここで最終的に拒否されオスが諦めて離れて行くが、このケースは違った。

上がオスで下がメス。
メスが体の向きを変えて受け入れ合体したようだ。

よく見る交尾中の風景。
いずれも9月6日16時48分~50分撮影。

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