遠望した富士山もかすんで見える大寒でした
公開日:2025年01月22日 最終更新日:2025年01月22日
二十四節気では最終の24番目の節気で、暦の上では一番寒い大寒だが昨夜来の雨は次第にやみ、10時頃には青空が広がり、暖かな大寒となった。
俯瞰した自生地は燃やしたところときれいに刈り取って燃えなかった所とが鮮明なモザイク模様になっていたが、秋ヶ瀬橋の上方に遠望できる富士山はかすんでいた。
燃やした後にはいつも小鳥が来ているが、燃やした時には虫も死んでしまっているのではないかといつも不思議に思っていた。確かに野焼きには害虫駆除の効果がある。立ち枯れたままのヨシやオギに火をつけるとネズミや時には狸も逃げ出してきた。そしてカマキリやクモたちの卵のうは全滅だ。小さな虫たちは焼け死ぬのもいるが、多くの地中に潜っていた虫たちが生きて動き出しているようだ。
5~60匹のドバトの群れやムクトリたちが対上がってはすぐに舞い降りて採餌に忙しかった。
小さなタヒバリもこの時期の常連客だ。
何故かムクドリは燃え残しをさまよっていました。
そして今日のサクラソウ自生地は全くの無風穏やかな日差しが覆っていた。5日前の草焼きの名残はほとんど感じられず、燃えカスも雨で地面に戻っているようだった。
何事もなかったように穏やかなたたずまいの第2次指定地
今頃の季語に「日脚伸ぶ」という言葉があるようだが、17時というと暗くなりかけた冬至の頃から比べると次第に明るい時間が多くなった。