さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生日照不足でも降水量が多くオギ達は元気でした

日照不足でも降水量が多くオギ達は元気でした

公開日:2019年07月24日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 日照不足でも降水量が多くオギ達は元気でした

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気象庁の統計によると7月21日までの20日間のさいたま市の合計日照時間は16.4時間で平年の20%、降水量は151㎜で146%、平均気温は22.8℃で平年差が-1.8℃だった。
今日7月23日は大暑で本来なら一番暑い日になる筈で昨年は熊谷で41.1℃の日本記録を更新した。ところが今年は朝から小雨がパラつき10時過ぎに漸く止んだものの所により雷雨で油断できなかった。

自生地ではオギとヨシが大きく伸び出し、所によっては先が見えないほどで、南観察路をはじめ非常に歩き難くなっていた。でもこれは案外自然保護になっているようで、サクラソウ開花期以外の一部観察路閉鎖の検討材料になりそうだ。

イヌヌマトラノオが元気のいい花穂を立て、その先では全域で花盛りのオニユリが迎えてくれた。ユウガギクの白い花がアチコチで見られるようになった。バアソブの花が大量に観察路に引き出されて、D区の群生個所もかき回されていたが許せない行為だ。ヤマノイモなどの小さな花が見られたがミズタマソウは無かった。

オニユリは種子を作らずムカゴをつけるのがコオニユリとの違い。

ゴマノハグサは絶滅危惧Ⅱ類(VU) 茎は直立して90~150㎝になり、細長い総状花序は20~40㎝になる。

ドクダミ科のハンゲショウは今を盛りと葉を白くしている。

ノカンゾウは蕾の横に蒴果をつけています。

シロバナサクラタデは雌雄異株。雄株6に対して雌株1という。

コカモメヅルはキョウチクトウ科に移行したがガガイモ科が強い。

ノカラマツの花が雨を存分に吸っていました。

アゼオトギリは葉に3行脈と明点があり縁に黒点がある。

オトギリソウの葉は基部が広く茎を抱く。

オギもヨシも私の背丈を越えて元気よく伸びています。

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