さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生8日のサクラソウ自生地の草焼きは準備万端のようです

8日のサクラソウ自生地の草焼きは準備万端のようです

公開日:2025年01月06日 最終更新日:2025年01月06日

2025年1月5日の小寒は朝から雲一つない日本晴れだった。小寒は寒の入りともいわれ一年で一番寒い季節の始まりともいう。
夜は若干太った三日月と光り輝く木星がかなり接近して夜空を彩っている。

今朝はちょっと寄り道をしたので久し振りに田島小学校に行ってみた。
門を入ってすぐ近くに人権の花の看板の花壇に寒さに強い花が植えられていた。西洋サクラソウに興味を持ってから色々見ているが花の名前はナカナカ難しい。

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サクラソウ自生地は刈り倒しが終了してすっかり8日の草焼きの準備ができていた。
根元からきれいに刈り取った所も散見されるが、サクラソウをはじめとする植物に与える火入れの影響を調査するためなのだろうか。

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この写真でも根元から刈り取った箇所が2ヵ所見られ、左手奥C区の近くにも大きな刈り取り箇所があります

長く火入れか刈り取りかで論争されてきた田島ヶ原サクラソウ自生地の早春の行事は火入が必要との結論を受け2008年に復活第一回目の草焼きが実施されました。
下記のQRコードを読み取って頂くとそれ以来の2024年1月10日までの17回の記録がお読みいただけます。

第9回2016年(平成28年)1月13日はどうしても立ち枯れたオギやヨシが延焼せず、刈り取りに変更になりました。
その影響で翌年からはオギやヨシを刈り倒しての草焼きに変更になりました。

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自生地の中でただ一人緑の葉を茂らせているのはキズタで、もう実も付けていました。

ハンノキはサラミに似た雄花序は4㎝~7㎝と大きく雌花序は小さい

第2次指定地もきれいに刈りこみが行われて、この日に見られた唯一の鳥の、珍しくもないキジバトが見られた。

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補完地はまだ立ち枯れたヨシやオギが占領していた。

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新開小学校では地上部が枯れたサクラソウの鉢にカエデの落ち葉が舞い降りて案外素敵でした。そしてプリムラポリアンサ(プリムラジュリアン)のプランターが目立ちました。
土合小学校のサクラソウもウマノスズクサもない花壇の上のプランターの西洋サクラソウは元気で、草焼きのお知らせを加えて4枚のお知らせがかけてあります。

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