さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生ハッキリした草焼き告知の看板が必要です

ハッキリした草焼き告知の看板が必要です

公開日:2024年12月21日 最終更新日:2024年12月22日

冬至は1年間で太陽高度が最も低くなる日であり、北半球では1年間で日の出から日没までの日中が最も短くなるといわれるが、2024年12月21日は無風の暖かな日だった。
バス停付近から見下ろした田島ヶ原サクラソウ自生地は一段と枯草色が強くなった。
近くに行くと1月8日の草焼きに備えて緩衝地帯の草刈りが進み、全域でオギやヨシの刈り倒しが本格的に行われていた。

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中央観察路の入り口に今年も「桜草公園駐車場使用制限のお知らせ」の看板が立っていた。B区の公園側にもあったが、この看板は桜草公園が駐車場の入り口なりに立てる看板の文言だ。

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どうしてこうゆう看板がサクラソウ自生地に立てられるのか?草焼きをするのは文化財保護課だが駐車場を管理するのは桜草公園だ。
こうゆう責任の所在があいまいな看板を掲示するから、4月の一番混雑する日に「来た時にはもう手が付けられない状態だったので今日は駐車場の整理をしない」などと公園の係り員が公言するバカな事態が起こる。
自生地と公園の管理部署が違うなら違うなりの仕事、自分の仕事をしっかりしなければ迷惑するのは来場者だし、さいたまの市民だ。
241221Aku241221minamikansatsu鴨川側から桜草公園の芝生広場まで見通しが効くのは久し振りだ。
ハンノキの雄花序は以前は下の方にも多くついていたが、毎年火にあぶられるのでもう天辺の方だけに鈴なりにつけている。これも樹木の生き残りの知恵なのだろう。
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241221battaE区の外側の斜面の木の根元に居たばった君。サクラソウ自生地で今日出会った生き物は唯一このバッタだった。

久し振りに行った補完地はまだヨシやオギが枯れたまま刈られずに立っていた。

新開小学校のサクラソウの鉢はカエデの紅葉の下で健全だった。
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