さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生サクラソウが遅霜の被害を受けてしまいました

サクラソウが遅霜の被害を受けてしまいました

公開日:2019年04月06日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル サクラソウが遅霜の被害を受けてしまいました

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2019年4月5日の清明は明るい青空が広がり、最高気温が5月中旬並みの22℃まで上がった。但し午後からは強い南風が吹き荒れた。

AccuWeatherによればさいたま市の最低気温は4月2日2℃、3日3℃、4日3℃で3日連続で遅霜被害にあう気温の低さだった。
気温は地上1.5mの地点の温度なので4℃になると地表面は氷点下になり霜が発生するという。ただし条件には風のない事も含まれるが、この3日間の朝は風もほとんど無かったため遅霜の被害は大きかった。

4日の補完地のサクラソウの全滅状態はこの最低気温の3日連続の低さでは当然なのだろう。第1自生地の方が少し被害が少なめなのはこちらの方が気温の下がり方が少なめなのは予想がつくし、河川敷で今猛烈に増えているアメリカスミレサイシンの花がおかしいのは遅霜の被害をまともに受けているからだろうからと合点できる。

この3日連続の遅霜の被害で田島ケ原サクラソウ自生地のサクラソウは今、花が変形したり変色したり、そして花も背丈も小さめなのは是非ご理解いただきたい。

桜草公園の桜はまだ8分咲き。手前の桜はまだ蕾だ。

少し遠目だがE区にはサクラソウの塊がある。

前日の4月4日に見た補完地のサクラソウの惨状。

第2自生地は被害が少ないのでサクラソウの群落が見られる。

ジロウボウエンゴサクは小さな塊だが結構見られる。

ヒキノカサも所々にメタリックな黄色い花を咲かせている。

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