田島ヶ原は若干荒れ模様のようです
公開日:2024年09月23日 最終更新日:2024年09月24日
2024年の秋分の日の午前中は時折雨がパラついていたので、サクラソウ自生地には午後行ってみた。
秋ヶ瀬橋方面の横堤はきれいに除草されてヒガンバナが見られたが、さいたま東村山線の桜草公園入口近くの堤防は相変わらずオオブタクサが我が物顔に繁茂していた。
E区に接した桜草公園の桜の倒木が2本に増えていた。それも根からのかなりの巨木の倒木だ。サクラソウ自生地のオギやヨシもこのところの風雨でかなり痛めつけられ、倒伏していた。何時もは見えないさくらそう水門が見られたのはこの時期としては珍しい。
写真で見ると雨風にはヨシの方が強いようですね
観察路は3連休に備えたのか歩きやすくなっていた。ヤブツルアズキの黄色い花が多く見られ、あたり年を思わされた。ママコノシリヌグイ、キンミズヒキツルマメなどと全域で見られる。キクイモやアキノノゲシが花を咲かせヒガンバナがちょうど見頃でセンニンソウは終わりかけている。
アカボシゴマダラは産卵中のようでしたが、卵は見つけられませんでした
結構虫たちの動きが活発で、チョウやトンボが多く見られた。キタテハ、イチモンジセセリ、アカボシゴマダラなどみられたが、残念ながらジャコウアゲハには出会わなかった。
ジョロウグモの巣では珍しくオスがメスに近付いていた。ジョロウグモはメスが巣を張り、獲物を捕らえる。オスはかなり小さくいつもは上の方に離れていてメスが食事をするときなどを狙って近づくようだ。
土合小学校では花壇生まれのジャコウアゲハが見られ、多くの幼虫が生長中。