熱中症警戒の立秋に稲妻と雷鳴に生きた心地しなかった
公開日:2024年08月09日 最終更新日:2024年08月10日
2024年8月7日の立秋は雲が多く陽射しはきつくなかったので比較的のんびりと11時近くに桜草公園に着いたが、さいたま東村山線の堤防はオオブタクサやセイバンモロコシが伸び放題だった。
フェンス際のウマノスズクサは一株、ちょうどフェンスの下から伸び出しているので草刈りや盗掘にも会い難く残っている。花を探してみたら2輪ついていた。そしてよく見ると蕾の予備軍がたくさん付いていた。
葉腋から伸び出している若い枝のようなのは若い蕾です
ウマノスズクサ(馬の鈴草) ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属
花は約3㎝で葉腋に付き、花弁は無く3個の萼片が合着しサキソフォンに似た形。下部の丸いふくらみの中に花柱と雄しべ6があり子房はこの下にある。葉は互生し長さ4~7㎝の三角状卵形。
サクラソウ自生地は観察路の両側のオギは自然のままでかなり覆いかぶさっている部分が多かったが、C区とD区の間は特に倒伏が多いのでここは入らない方がよさそうだ。
ナガコガネグモの巣に若いバッタが捕らえられていた。
鴨川側やE区の方にはアカボシゴマダラやキタテハ、ルリタテハなどもみられた。オオシオカラトンボが多かった。
ナガコガネグモの巣にまだ若いバッタが捕らえられていたサトキマダラヒカゲ
シロバナサクラタデが花穂を見せて、トモエソウ、アゼオトギリ、ミズタマソウ、キンミズヒキ、コバギボウシ、ノカンゾウの花が見られた。
左右の眺望が無く、目だった花もなく今日の自生地は何も特記することが無かった。
一時はこの時期のサクラソウ自生地の主役だったコバギボウシだが・・・・
ノカンゾウもこの花くらいで本当に大きな花は見当たらなかった
土合小学校のウマノスズクサは蕾もまだのようだった。サクラソウの根が出てしまっているのでこの間から2回ほど増し土をしたが豪雨で流されてしまい、また露出しているので土をかけてきた。
あまり深くかけてもと思うが根が浅すぎるのは確かだ。