着の身着のままでプールに落ちたみたいでした
公開日:2024年07月23日 最終更新日:2024年07月23日
2024年7月22日大暑は38℃の猛暑。サクラソウ自生地は無風の灼熱地獄だった。10時30分から12頃まで第一自生地を観察して回ったが、全身汗みずくで、サドルにまたがったらズボンをはいたままプールに落ちたみたいにびっしょりだった。
関東甲信の梅雨明けは7月18日で平年より1日早く昨年より4日早かったようだが、それ以降は毎日熱中症アラートがでる暑さだった。今日は最高気温が39℃を越えた所もあったようでまさに大暑も大暑、大大暑だった。
アカバナ科のミズタマソウの一つ一つの花は径3㎜と非常に小さい。
シオヤアブはアブラゼミの狩りに成功したようです
いつものように中央観察路から入るとオギやヨシが大きく育ってまさに夏。バアソブやヤマノイモ、シオデ、ガガイモなどのツル植物もしっかりからまっている。大きな花ではノカンゾウにオニユリの花が咲き始めていた。ミズタマソウがいつものE区辺りに繁茂し、小さな花を無数につけていたが、こんなに見られたのは初めてだった。鴨川側にも花を咲かせていてた。トモエソウ、アゼオトギリも見られた。
同じオトギリソウ属の花のアゼオトギリとトモエソウだが、実際の大きさはトモエソウの方が大きい
虫が多く見られた。花で虫を待つハナグモがオカトラノオ属の花穂やユウガギク花で待ち伏せし、ムシヒキアブのアオメアブ、シオヤアブも見られ、セミの獲物を捕らえたシオヤアブもいた。オオシオカラや赤とんぼも見られて暑さの中でも狩りに懸命な虫たちだった。
ムシヒキアブのアオメアブとオオシオカラトンボ
新開小学校に寄って今日の目的の土合小学校。ツマグロヒョウモンの蛹はやはりもぬけの殻だった。昨日ウェルカムフライトをしてくれたメスのツマグロヒョウモンはまさに土合小学校の花壇生まれの純粋種だった。
土合小の花壇生まれのツマグロヒョウモンはこんな可愛い顔をしていました
やはり蛹はもぬけの殻だった。7日位で羽化したようだが昨晩の雷雨も影響したのだろうか