さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生鴨川側は特にヤブジラミが繁茂し放題のようです

鴨川側は特にヤブジラミが繁茂し放題のようです

公開日:2024年06月23日 最終更新日:2024年06月23日

6月21日に近畿・東海・関東甲信越が梅雨入りしたとの報道があった。関東甲信の梅雨入りは観測史上2番目に遅く平年より14日、昨年より13日遅い由。
そして6月の満月は22日。アメリカの先住民の農事暦ではストロベリームーンというようだ。これは野イチゴの収穫時期から来ているという。その他の月も名付けられていて色々興味深い。

240622nazo019

自生地の真ん中B区にニョッキリ立っていた。帰りに角度を変えて確認しようと思ったが忘れてしまった

21日は雨だったが22日は快晴の土曜日で自生地へ。夜は残念ながらストロベリームーンは雲に閉ざされていた。
記念碑は完全にオギに隠されてしまった。中央観察路にはウマノスズクサの小さな株も見られ、左右にはユウガギクが生え揃っていた。
シオデの花やヘクソカズラ、ヒルガオ、ヤマノイモやヤブツルアズキなどのつる草にガガイモの花も一部で見られた。

240622gagaimo

ガガイモはキョウチクトウ科の多年草

鴨川べりへの北観察路では文字通り半分白くなった半夏生が見られ、A区際の観察路かノカンゾウらはノカラマツ、ヤブジラミカンゾウなどの群生が見られた。ノカンゾウはAPGⅣでツルボラン科に移されたのを昨年の夏至のレポートで書いたが、ナカナカ定着しないようだ。

240622hangesho240622nokanzo071

240622nojitora

ヤブジラミはA区のかなりの面積とC、E区に繁茂している。オヤブジラミが春には見られたが、ヤブジラミになって一遍に増えた。和名の由来は藪に生え果実が付きやすい事からというが、藪どころではない、所かまわずどこにでも生えて繁殖力旺盛だ。

240622shiode059240622yabujirami067240622kusafuji

帰路はいつものように新開小学校のサクラソウ花壇を見て、土合小学校の花壇に寄ってきた。
花壇はようやくウマノスズクサが落ち着いて葉を大きくしているようだが、草刈に順応しているのか、蔓を伸ばして大きくなろうとはしないように見えるのが悩みだ。

240622kadan001240622yochu

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu