2023年11月22日の小雪は小春日和の暖かな日でした
公開日:2023年11月25日 最終更新日:2023年11月25日
2023年11月22日の小雪は雪とは全く縁のない小春日和の暖かい日だった。
クヌギの陽だまりに集まって日向ぼっこのキタテハ4羽とハエ一匹
40号線の堤防がきれいに除草されていたが、冬になると繰り返される不法投棄のタイヤがいつもより多く投棄されていたのには非常に腹が立った。夜中に道路から柵越えに投棄されるようだが、何とかならないものだろうか
オギはすっかり葉を落として稈だけが立ち並び陽射しが届くようになり観察路も全体的に明るくなった。ユウガギクの花もほとんど無くなり植物達は次世代の種子をつけている。センニンソウ、アカネの果実も見られた。
ノコンギクも花は終わって種子を飛ばす用意のようです。
アカネの果実は径5~6ミリ液果の核果。花よりも大きく晩秋の頃に黒く熟す。普通2個の分果状に分かれるが、1個のものもある。核果に核が2個ある。
センニンソウは和名の由来になった綿毛をいっぱいに付けて風で飛んでいく準備完了のようです。
前回見つけたA区の鴨川側の柵に絡んだつる植物にたかっていたヒメジュウジナガカメムシが相変わらず群生していた。ヒメジュウジナガカメムシは8㎜程のカメムシだが毒は無く、人間には害にならないという。この種の研究例はほとんどないようだが、集団で偶然に確認されることがあっても再現性はほとんど無いさまよえるカメムシの典型例という。