さいたま市市民活動サポートセンター さポット田島ケ原サクラソウ自生地を守る会活動報告自然、環境、生き物共生2023年4月20日の穀雨は最高気温が26℃の夏日でした

2023年4月20日の穀雨は最高気温が26℃の夏日でした

公開日:2023年04月20日 最終更新日:2023年04月21日

2023年4月20日の穀雨は最高気温が26℃になる夏日の予報で朝から夏のような陽射しが降り注いでいる。

前日に行ってきた補完地ではヒゲナガハナバチがサクラソウを花から花へと素早く飛び回っていた。もうすっかりポリ
ネーターとして定着したようで、正規の繁殖活動が行われているのは嬉しい限りだ。

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サクラソウ自生地ではサクラソウはほとんど隠されてしまっているが、確実に実りの季節を迎えている。正常な種子
繁殖が行われたことが期待できるが、これこそ更なる100年に向けての着実な歩みだ。

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赤く見えるのはスイバの穂波です。これからどんどん大きくなり雑草然としてきます

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オギやスイバが大きく伸びだしているがチョウジソウ、レンリソウ、アマドコロが花盛りだ。
今週は晴天が続きそうだが春の雨が穀物の生長を促すという穀雨は来週初めあたりに期待できる。

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前日補完地でひげだけがフワフワ飛んでいるのを見て不思議に思い追跡してようやく本体も見つけた。今朝ようやく名前を調べたクロハネシロヒゲナガがチョウジソウにやってくるとは偶然と幸運に感謝だ。
クロハネシロヒゲナガはチョウ目ヒゲナガガ科のガの仲間で大きさ13~15㎜(開張)、翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。ゆっくり、ひらひらと飛ぶ不思議なガだ。

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レンリソウにナナホシテントウムシが来ているという事はアブラムシがついているのでしょうか

今日はそれぞれの植物に虫が来ていた。色々な意味があるがとにかく植物は動けないだけに虫の意味は貴重だ。お互いに助け合って生きていけるのだろう。

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