調節池工事はさいたま市の自然保護に何かプラスをもたらすでしょうか
公開日:2024年07月28日 最終更新日:2024年07月28日
7月27日は梅雨明けからの猛暑続きで色々迷ったが、朝いつもよりは早めに家を出た。荒川左岸堤防は除草が年2回に減らされた影響かセイバンモロコシを始めメマツヨイグサなどが伸び放題だった。
珍しく昭和田んぼの真ん中を走ったらオモダカの花が多く見られた。
左はオモダカの雄花に来ているハチ
右はオモダカの丸い雌しべで待ち伏せするハナグモ
調節池工事のフェンスにはアレチウリが盛大に絡み、自転車道が狭くなるほどだった。
健保グランドの向かいのフェンスは多くのツル植物とオオブタクサも伸び出して金網が全く見えないほどだった。このフェンス際に生育していたオニグルミやヤマグワそしてヤナギなど多くの立木は全て伐採してしまったが何のためだったのか理解に苦しむ。
さいたま市市民活動センター メタセコイヤを切り倒さねば囲繞(ぎょう)堤は造れないのですか
https://www.saitamacity-support.jp/G0000347/system/activity/3362.html
マンスリーレポート27 2024年6月27日 メタセコイヤ並木が煙の如く消えてしまいました
https://arakawasaitama.com/arakawatosuiden/sub240627report.html
今回新しい看板が目についたが、相変わらず工事の最新性や効率性の宣伝ばかりだった。
東京都の洪水を防ぐための工事はさいたま市民は了解しているのだから、もっと地元にアピールする「自然に優しい工事を行っています」の趣旨の看板があって不思議はないと思う。看板ひとつとっても工事事務所の地元の自然保護への配慮がもう一つだ。素晴らしい調節池を造るのが目的なのはいわれなくても十分に分かる。「一つくらい地元の自然に優しいこんな工事をしています」の看板があってもバチは当たらないと思う。
今回この件については桜環境センターで11月10日に行われる「桜エコ・フェスタ2024」で取り上げる予定だ。その前に荒川調節池工事事務所の責任者から地元さいたま市の自然保護に対する取り組みをお聞きして、掲示したいと思う。
13時30分頃ようやく土合小学校に帰り着いた。ホッとする間もなくツマグロヒョウモンが飛んできた。吸水しているのを写す間もなく飛んで行った。花壇を見ようとしたら何かおかしい。なんと手前のハナミズキの枝が折れていた。昨日の突風で折れたのだろうか。
往路鴨川堤の堤防でウマノスズクサの群生地にジャコウアゲハが結構来ていたのを見てきたので、花壇のウマノスズクサの葉裏を見てみたが卵は付いていないようだった。