さいたま市市民活動サポートセンター さポットNPO法人華齢なるケアマネたち活動報告福祉、たすけあい第227回勉強会「今年一番印象に残ったケース~緊急時どう動く?どこから動く?~」

第227回勉強会「今年一番印象に残ったケース~緊急時どう動く?どこから動く?~」

公開日:2024年02月23日 最終更新日:2024年02月23日

第227回勉強会「今年一番印象に残ったケース~緊急時どう動く?どこから動く?~」

日時    2024年2月10日 (土曜日) 9:30~12:00

場所    さいたま市市民活動センター

参加者   17名

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【前半】情報交換

・ポータブルトイレについて 

  ラップポン・・水がいらない。ポータブルトイレの中のバケツに専用のラップ(消耗品・・約60回分・・2420円)をセット。ボタンを押すと熱で圧着し汚物を包む。災害時にも役に立ちそう。電気は必要。約12万円。特定福祉用具販売品。

・今日の日経新聞より・・人生会議について、知らない人が半数以上いる。理想の最後をどう迎えたいか。その都度誕生日の折に話し合いをすることが大切。

・認知症の新薬(レカネマブ・・費用は年間14万円、高額医療が使える)

・「がん防災セミナー」について

  これから小中学生へのがんの教育が始まる。防災のようにいつがんになっても対応できるように。

・パルスハードバンド・・心拍数と体温を遠隔管理できる。見守り支援システム。

・スマートリモコン・・自宅介護に役立つ。例えば遠隔でエアコンのリモコンの操作ができるなど。

・ケアプランチェックがあった。ケアラー支援(孫が見ているケース)生活保護で限度額いっぱい利用しているケース、体重が80Kgの方のケース。

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【後半】事例検討会(資料を作らずライブ形式で開催)・・緊急時にどう動く?どこから動く?

〈事例〉夫婦二人暮らしをしていたケース。ある日突然妻が意識不明(コロナ感染)で3日間過ごし救急搬送された。夫は一人では外出できない身体状況ですべて妻任せだった。突然ひとりになり、ご飯は!お金はどうしよう、誰がおろしに行くの?買い物は誰が?通院はどうしよう!

〈振り返り〉

・緊急時はまず、ショートを利用してもらい支援策を考えようとするが、地域資源も視野に入れ検討することを学んだ。

・ご利用者を取り巻くサービス事業者も含め、横との繋がりを持っていきたい。

・サービスの知識は身についたが、対応力も大切だと感じた。

・周囲の協力を得る!仕事に対する日頃の姿勢や関係性が大事であることを再認識した。

・職種により専門分野ばかりを見がちだが、横のつながりも見ていこうと思った。

・多職種からの支えがあるからこそケアマネが成り立っている。

・協力を得るにはキーパーソン等、事前の情報収集が大事である。

・手立てを知っていくのも必要であるが、地域の資源を整理しておくことも大事である。494432635628552421

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