第84回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
公開日:2025年12月24日 最終更新日:2025年12月24日
2025年12月21日(日曜日)は、公共施設を利用した対面の集いでした。
参加者は35名様。
うち初参加者は3名様。
パートナー、親、子が他界された方々が集いました。
お名前(ニックネーム可)、どなたをいつ頃亡くされたのか、自己紹介&近況等ご自身のお話しされたいことで一巡。
無理にお話をする必要もありませんし、ご自身の状態に合わせて、入退室・休憩も自由です。
そんな、皆様の一巡を通して、今年一年間の自分のことを顧みていましたが、事後9年めを生きている自分的には、あっという間だったと感じています。
むしろ、悲しい事が起こる前よりも、時間の流れが早く感じる現在、時間が足りないとさえ感じる現在。
それはそれでとても有り難いことなのだろうと考えていました。
浮き沈みの激しい不安定な精神状態に陥ることは、ほぼ無くなった。
けれども大切なお空の子を忘れたわけではなく、常に意識して生きている。
ふと考えない時はあっても、思い出さない日は一日たりともありませんから。
ご自身のバイブル的な書物であったという、書籍のご紹介も参加者様からありましたのでシェア。
ありがとうございます。
一巡後、5班に分かれてグループミーティングを行いました。
先月に引き続き、2025年のアートワークでキャンドル作りのご案内講師を引き受けてくださった桃羽さんからのギフト🎁キャンドルコーナーを設けました。
沢山の可愛いキャンドルをありがとうございました。
手に取られた皆様の大切な人のコーナーに、あたたかな祈りの光がともりますように。
2025年ラストの対面の集いに参加くださった皆様、長時間お疲れ様でした。
ありがとうございました。
インフルエンザも然り、風邪も蔓延していますので、激しい悲嘆の時期をお過ごしの方々は特に要注意です。
苦しみをともなった悲嘆には、想像以上のエネルギーを消耗するからです。
どんなに食べても食べても(食べられるだけでもマシとはいえ)、全く体重が増えないどころか油断すると減っていた時期があったことを、私は思い出しますので。
(逆にストレス肥りに向かう方もあるとは思いますが)
閉会後、18名様ほどでクールダウンの時間を持ちました。
初めましての方も、お久しぶりの方も、続けて参加の皆様も、一年間お疲れ様でした!
☆追記☆
これまで定期的に参加くださっていた小野寺翔太朗さんというフォトジャーナリストの書籍が、2026年1月に刊行されるようですのでこちらもシェア。
ご自身が戦地取材で撮られたというお写真を表紙にされたフライヤーより。
父の自死から
逃げた
旅の先で
出会ったのは、
戦争に全てを
奪われてもなお、
光を手放さない
人々だった。
↑ もう上の内容だけでも👀こころに刺さりましたが、是非、拝読したいと思っています。
◆ ◆ ◆
次回年明け1月の星のしずくは対面の集いになります。
2026年1月11日(第2日曜日)
受付13:15より ◎予約不要です◎
13:30~16:30頃まで わかちあいの会
12月にご遺族のお二方から、🎷🎸サックスとウクレレで『見上げてごらん夜の星を』を演奏していただけることになっておりましたが、奏者様の体調不良により延期になりました。1月はどうでしょうかね👀。
(閉会後、ご希望があるようでしたらクールダウン茶話会あり☆任意でどうぞ)
🚆JR京浜東北線(快速・各駅停車)
対面の集いはご予約等不要です。
お気持ちが向きましたときに、ご参加いただけたらと思います。
🔵自死遺族の集い
<2025年度さいたま市ふれあい福祉基金運用補助金事業>
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
🔵第三者委員会について
➡Ameba Blog/バトンさん(わかちあいの集いでは野村)
🔴全国自死遺族連絡会 発行、自死遺族等の権利保護研究会 監修。
➡『大切な人を亡くした方々へ』/支援や制度、法的な問題の早見ハンドブック フリーダウンロードページ
➡自死と向き合い、遺族とともに歩む『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーダウンロードぺージ








