第78回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
公開日:2025年08月24日 最終更新日:2025年08月24日
2025年8月23日(土曜日)は対面の集いでした。
参加者は22名様。
うち初参加者は2名様。
子、親が他界された方々が集いました。
📷富士山登頂🗻慰霊登山にて/Nomura.
円を描いてご着席いただき、自己紹介と近況トーク等で一巡しました。現在のお気持ち、話題、話す時間も各々のペースです。
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自責について、救えなかった悔しさをはなす。
どうすれば救えたのか、どうしようもないタラレバをはなす。
身の置き所の無い、胸を掻きむしるような悲嘆をはなす。
事後からの年数も(お立場も)違う各々が発する気持ちに、共感だけでなく、気づきや安堵をいただける瞬間もあるように思います。
その中で、お空の大切な人がのこしていった音源、ギター弾き語り演奏の一曲『ドライフラー』も聴くことができました。
個人的には、優里君の楽曲は全曲カーステにも入れて聴いているほどなので、自然に顔が綻びて聴き入ってしまいました。
実際に歌うと難しい曲だと思うのですが、演奏も上手に歌いこなしていて、ああ…それほどにのめり込んでエンジョイしていたことなのだなぁと、お写真を見せていただいたわけではないのに生前のお姿を想像するだけでなく、他界先でも弾き語りで天界の皆様を和ませている姿を勝手に思いました。
ありがとうございました☆
うちの亡き子の音源といえば、温泉郷での親子カラオケ動画か、中学校の合唱コンクール動画しかないように思いますが、おそるおそるまた聴いてみようかな? という気持ちも湧いてきていました。
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慰霊登山に励まれている方々の朗報もありました。
この夏、ついに目標だった富士山の登頂を遂げた方々もいて、遺族会ではありますが喜ばしい話題。
体を鍛えることは勿論、心身の健康が伴わなくては決行できない、そして天候にも恵まれねば完遂できないことだと思いますから、歓びもひとしおでしょう。
生きてゆくことも登山に似ている部分もあると、登山部隊の方々の歩みに、自分自身の日々の一歩一歩を投影できたような想いもいただけました。
満天の星を見上げたり大自然の中を歩いて堪能するのも、セルフケアとしての癒しだけでなく、供養の意味もある尊い時間ですね。
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一巡後は4班に分かれて、16時20分の終了を告げるオルゴールが鳴り響くまでグループミーティングが行われました。
眩暈がするほどの猛暑日、会場までお越しくださった皆様、長時間お疲れ様でした。
閉会後、希望者12名(少し遅れて2名追加)で、クールダウン茶話会の時間を持ちました。
クールダウンとはいえ、新たな出会いやわかちあいの延長で深まりゆくような、こころのあたたまる時間に感謝します。
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次回9月の星のしずくは対面の集いです。
◆2025年9月21日(第3日曜日)
受付13:10より ◎事前申込は不要です。
13:30~16:30頃まで わかちあいの会
(閉会後、ご希望がありましたらクールダウン茶話会の時間を持ちます☆)
〒336-0021 埼玉県さいたま市南区別所 7-20-1
(JR武蔵浦和駅 西口直結デッキ徒歩2分)
(サウスピア専用駐車場あり)
🔵JR武蔵野線
🔵JR埼京線
対面の集いはご予約等不要です。
お気持ちが向きましたときに、お立ち寄りいただけたらと思います。
📷慰霊登山にて/Nomura.
🔴2025年9月6日(土)➡第18回 全国自死遺族フォーラムin東京
主催: 一社)全国自死遺族連絡会
🔴『大切な人を亡くした方々へ』/支援や制度、法的な問題の早見ハンドブック
無料にて➡ダウンロードも可能です。
全国自死遺族連絡会 発行、自死遺族等の権利保護研究会 監修。
🔵自死遺族の集い
<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
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