さいたま市市民活動サポートセンター さポット星のしずく活動報告福祉、たすけあい第68回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第68回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2025年02月02日 最終更新日:2025年02月02日

2025年2月1日(土曜日)は、今年最初ZOOMを使ったオンラインの集いでした。

 

参加者は11名様。

うち初参加者は2名様。

子が他界された方、パートナーが他界された方がウェブ上のルームに集い、一画面でわかちあいを行いました。

 

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 photo/ K様より

 

 

 

お一人ずつ自己紹介で一巡から。

ご自身のお名前(ニックネーム)、どなたをいつ頃亡くされたのか、近況やこれまでのこと等、無理のない範囲で自由に語っていただき、わかちあいの会に入りました。

 

 *

 

日の浅い、不安定な気持ちで過ごしている方々の現況、現状のお話。

 

後悔について。

遺書について。

フラッシュバック。

 

そんな中でも、亡き人のために気持ちを奮い立たせているお姿。

第三者委員会を体験した方からの経験談、留意点も聞かれました。

 

 

 

また、ある程度年数は経っても、日々の出来事、体調の具合であったりで、一気に落ち込むような気持ち。

 

節目節目、記念日等で押し寄せる悲しみの大きな波があるという方。

だとしても当初は思わなかった『時薬…時間薬』というのもあるのだなと感じてきた。

 

 

 

寂しさ悲しみはあれども、メンタル的には安定モードに入っている方々。

 

「自死」自体の捉え方、認識の仕方が以前とは違ってきたことでの、こころの安定だけでなく、亡き人への供養の想いも良い意味で変わった。

 

自分自身のことを客観的に観れるようになったこと。

 

先を行く方からの体験談、しんどい時の凌ぎ方、過ごし方の工夫について。

 

 

 

皆様、事後からの年数の違いはあっても、段々場が温まってくると各々本音トークも飛び出し、いつしか顔が綻びだしていましたね。(;^_^A

 

 *

 

休憩を挟んでその後のフリートークでは、人の脳について、グリア細胞等々、更に多岐に渡る話題も上がり、私も身を乗り出して聴き入りました。

 

これほどのショッキングな出来事から、悲しみに打ちひしがれる年月はあっても、そこから何か学んで生かそうとするご遺族のパワーは、亡き人への愛情そのものなのですね。

 

寒い日が続きますが、熱いトークタイムをありがとうございました。

 

 ◆ ◆ ◆

 

次回の、星のしずくは対面の集いです。

日時: 2025年2月16日(日曜日)

13:30~16:00過ぎ頃まで。

(受付は13:15~)

 

場所: 下落合コミュニティーセンター4F

第2・第3集会室

 

対面の集いはご予約は不要です。

お気持ちが向きましたその時にお越しいただければと思います。

 

 

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◆シンポジウム2025~自死遺族等の権利保護研究会

 🔵大阪 2025年2月15日(土)13:00~16:00

  リファレンス大阪駅前第4ビル 23階

 

◆自死遺族の集い

<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>

星のしずく・インフォメーション

★第69回集い 2月16日(日)◎下落合コミセン(与野タワマン4階)

 お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com

 ➡星のしずく/管理人

 

◆第三者委員会について

AmebaBlog/バトンさん

さいたま市南浦和中学校 調査報告書リンク

 

◆自死と向き合い、遺族とともに歩む

⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ

 

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