さいたま市市民活動サポートセンター さポット星のしずく活動報告福祉、たすけあい第34回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第34回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2023年03月14日 最終更新日:2023年03月14日

2023年3月11日(土曜日)、陽射しが少々きつくも感じられた春の日、さいたま市内で対面の集いを行いました。

参加者様は26名様

うち初参加の方は2名様でした。

 

はじめに全体で一つ輪になり、言葉にし難い思いや近況だったりを交えながら自己紹介で一巡。

今回の会場は集会室一つと個室一つということもあり、久しぶりにある程度の立場別で4グループに分かれてわかちあいの時を持ちました。

 

**印象に残ったこと**

 

自ら旅立った理由や原因について。

旅立つ前の直近状況。

それらにより遺族の苦悩も違ってくること。

 

・わからないことで苦しみ続けている。

・遺書等から知り、近くに感じることが出来た。年数を要して受け入れられてくることもあった。わかったがゆえに苦しい場合も。

 

 *

自責の念は最強。

・気づいてあげられなかった後悔

・気づいていたのに止められなかった後悔

・尽きないタラレバ、なぜあの時…!

 

 *

『薬』について。

怖さ。それぞれの思い。

(一概には言えない、非常にデリケートなこと)

 

 *

この場だから共有できたり、共感できること。

・自身の人生に大きく降りかかってくるとは思わなかった衝撃。

・まだ現実味がない方、ひしひしと現実としてとらえ始めている方。

・遺品には手がつけられない。

・ご近所への気遣い。

 

とあるTV番組の話題。

幼子へお母さんの死について「死んだ人にはもう会えない」と語ったシーンへのツッコミ。

大切な人に先立たれた身からすると、子供にかける言葉としては痛ましく感じてしまう。

もっと違う言い方はないだろうか。

いずれ大切な人に会える時が来るはずだと思っている。

 

 *

3月11日は東日本大震災の日であり、午後2時46分に黙とう。

 

大切な人を亡くした遺族として、震災で亡くなられた方々とそのご家族、そして救助・復興活動に従事する方々に対する敬意と感謝の気持ち。

何年経っても大切な人を想う気持ち、彼らの苦しみに共感することができる。

 

 *

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皆様、お疲れさまでした。

同テーブルでお話しをしたご遺族さんの、拭っても拭ってもこぼれ落ちていく真珠のような涙が、私は忘れられません。

 

【クールダウン茶話会(夕食会)】

わかちあい後、任意でクールダウンのひとときを場所を移動して持ちました。

話題も更に多岐にわたったように思います。

一息…というより、息継ぎの時間をありがとうございました。

 

会場に置かせていただきました2冊、

ご子息への想いと共に綴った追悼句集『想ひ出歳時記(リニューアル版)』の著者restinpeace0302様

御子息への追悼句集&手記アルバム『野風増』を寄贈くださった王騎様にも感謝し申し上げます。

星のしずく*管理人

 

 ◆ ◆ ◆

次回4月の集いは対面とオンライン、両方開催致します。

★4月2日(日曜日)第35回*対面の集い

・13:30~16:00(受付13:15~)

・浦和コミュニティセンター(コムナーレ10階)第13集会室

・こちらは予約不要です。

 

★4月9日(日曜日)第36回*オンラインの集い

・13:00~15:30(茶話会15:40~16:30頃)

・ZOOM入室パスコード配布のため要予約になります。

 

 

◆自死遺族の集い

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