さいたま市市民活動サポートセンター さポット星のしずく活動報告福祉、たすけあい第31回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第31回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2022年12月13日 最終更新日:2022年12月13日

12月は2日間オンラインのわかちあいの集いでした。

 

12月10日(土曜日)7名様

12月11日(日曜日)5名様

うち初参加者は1名様でした。

 

パートナーを亡くされた方々、子どもを亡くされた方々が集い、両日とも一画面で分かち合いの時を持ちました。

 

 *

 

一緒に生きていた人… 当然のようにこの先も居てくれると思っていた人が、ある日自死で他界してしまったことの衝撃。

 

ショックのあまり動けなくなった方。

家には居られず様々なタイプの『遺族会』を訪れてやり過ごしてきた方。

遺族会ではなく、別のサポートグループへ参加してしまったことで、しんどい状況に拍車をかけてしまったという方。

 

もっと早い段階で自死の遺族と直に繋がる会に参加していれば… というタラレバ。

その気持ちの落とし所。

話すことで(放すことで)整理されてゆく気持ち。

 

ノートに書き綴るだけでも整理されてゆくこともあるという経験談。

 

亡き人へ手紙を書いてきた。

 

埋めようもない喪失感を、敢えて仕事に出ることにより凌いできた方も。

 

 *

 

遺された家族たちの心配。

 

家族構成にもより、浮上する問題や苦悩、求めるサポートも違う。

 

必要があれば、様々な形の会や場、機関を、各々に合った形で利用していくことの大切さ。

(ウェブ上のコミュニティも含む)

 

立場別でも違う事後の問題、苦悩を聴き合うことでの気づき。

 

大切な人を亡くしたことで、気づかされたことがある。

 

わかちあいでの自死遺族の”言葉”に助けられている。

 

残された者のその後の生き方について。

 

大きく変化した死生観について、各々の想い。

 

 

心身の治療を必要とする場面でさえも、愛する人は救えなかったのに自分だけが生かされているようで申し訳ないという思い。

 

………………

自責は、あらゆることに纏わりついてくるものだなぁ〜と個人的にも他参加者様の語りに頷きました。

 

 *

 

約3時間半✕2日間、参加者の皆様、お疲れ様でした。

 

私も手術日間近ではありましたが、敢えて2日間とも参加させていただきました。

ありがとうございました。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

次回第32回 星のしずく*自死遺族の集いは対面で行われます。

2023年

1月7日(第1土曜日)13:30〜16:00

浦和コミュニティーセンター

(コムナーレ10階)

※武蔵浦和とは別会場です。

 

対面の集いは予約不要です。

その日お気持ちが向きました時にご参加ください。

星のしずく*管理人

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