さいたま市市民活動サポートセンター さポット星のしずく活動報告福祉、たすけあい第27回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第27回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2022年08月09日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 第27回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

詳細

8月は2日間オンラインの集いを開催しました。

8月6日(土曜日)8名様。
(途中参加された方1名様)

8月7日(日曜日)10名様。
うち初参加は3名様でした。


自己紹介で一巡後、当事者ファシリテーターさんから、参加者お一人お一人にスポットを当てて、お話を伺いながら会を進めさせていただきました。

 *一日目*

亡くなった大切な人の遺影や遺品について。

悲しい事が起きてからの、なにかしら『依存』に纏わる話題。

事後からの、家族それぞれの状態、状況、問題、心配事について。

考え方で、生き方も変わっていくことがある。

『自分だけのスペシャルな供養』…想い偲び方について、参加者の皆様それぞれのお話。

どうしようもなくしんどい時の、やり過ごし方。


 *二日目*

事後からの自分を支えてきたもの。
 同じ悲しみを根底に抱く皆様との出会いの場、他、遺族間の交流。

亡くなった時のこと。

長い年数、孤立…ではなく孤独だったこと。

不意の出来事で、襲ってくるフラッシュバック。
 こころだけではなく、体全体で思い出してしまう。

蓋をしてきた感情についての話題。
 蓋を外すタイミング、年数のかかり方、それぞれのペース。

『記憶』と『思い出』の違いについて。
 悲しい記憶は辛いものだが、思い出はあたたかい、愛しいもの。

自死遺族の集い、遺族間の交流を続けている理由は。
 社会への問題提起、改善開拓への可能性。
 年数が経つにつれ話題には出せなくなっていく亡き人のことを、堂々と話したい、話せる場を求めている。

今回も、事後まだ一年も経っていない方から、数十年経つ方まで、背景もお立場も違うご遺族で語り合った二日間でした。

長時間、参加者の皆様、当事者スタッフの皆様、お疲れさまでした!
ありがとうございました。

 ◆ ◆ ◆

次回第28回 星のしずく*自死遺族の集いは、対面のわかちあいを予定しています。
9月3日(第1土曜日)、13:30~16:00(受付13:15~)、武蔵浦和コミセン(サウスピア8階)、第7、第8集会室二間つづき、窓の開放可能スペースです。

対面の集いでは予約は不要です。
お気持ちが向きました時に、ご参加ください。
お待ちしています。

/星のしずく*管理人

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