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夏休み雑木林体験ボランティア2022

公開日:2022年07月26日 最終更新日:2022年09月13日
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夏休み雑木林体験ボランティア2022

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今年も、さいたま市社会福祉協議会の依頼を受け、「夏のボランティア体験学習事業」を
行った。多分今年で7年目になるかと思う。
7月25日は参加者10名(小中高)で、2時間に渡って林内の笹刈を行った。気温36度の作業であったが、休憩時間に出された飲み物やジャガイモの煮物がなかなかの好評であった。
セミやカブトムシの数は少なかったが、お菓子と一緒に持ち帰ってもらった。次回は8月1日である。


この森は、「特別保全緑地」となっている。さいたま市はこの他に、「公園緑地」や「自然緑地」を管轄しているが、一般的には生産緑地としている、田圃や畑に業務を増やしているように思われる。

途中では、ハネルを見ながらのワンポイントレッスン。
1.森の役割とは何か。
2.樹木種類と二酸化炭素の吸収。
3.コナラとカブト虫やセミの生活

みどり愛護会の春里支部が保全活動を始めてから10年になる。当時の写真を見ると、足元にまで小さな野草が埋め尽くし地肌はほとんど出ていなかった。

アカボシゴマダラチョウは何度もやってきた。
然しながら例年になく、カブトムシやセミの姿が見られない。気候だけの問題かどうか、調査をしたいと考えている。

このころになってようやく、ミンミンゼミやアブラゼミが鳴きだした。1日前は珍しく、クマゼミが鳴いていた。

昨年は10本のコナラがナラ枯れ病にかかり、4本が伐採されてしまった。この森の最大の特徴は、コバギボウシの群落であるが、今年はすっかり葉枯れを起こしてしまった。高木の伐採は直ちに植物に悪影響を及ぼすものである。

この情報は、「さいたま市みどり愛護会春里支部」により登録されました。

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