さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生今年で指定以来106年、以前から毎年咲き継いでいるサクラソウは貴重です

今年で指定以来106年、以前から毎年咲き継いでいるサクラソウは貴重です

公開日:2026年04月05日 最終更新日:2026年04月05日

このところ雨が降ったりやんだりの不順な天候続きで、今日の清明も一時青空がのぞいたが、雲の多い一日だ。

サクラソウ自生地はサクラソウは日に日に増えてはいるが、まだノウルシの中に散在している状態だ。そのノウルシもいつもの勢いはなく、花が一面に咲いているわけではない。桜草公園の桜は一部樹齢の関係で伐採したので取り敢えずは見頃だがいつもの華やかさには及ばない。

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自生地ではジロボウエンゴサクが今年は全域で見られるほどの当たり年だ。2024年の埼玉県レッドリストで準絶滅危惧種(NT)に指定されたケシ科の一年草。小さいが数でカバーししているので見つけやすい。伊勢地方では子供たちが距(花の後ろに伸びている部分)の大きいスミレを太郎坊と呼び小さいジロボウエンゴサクを次郎坊と呼んで遊んだという。

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補完地は黄色の世界にピンクのサクラソウの絨毯がある。ここの黄色は全国のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)の希少種のヒキノカサだ。名前はこの小さな花をカエルが傘に使ったというメルヘンチックな由来がある。

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今年は10日に新開小学校が来ることに決定、13日には今年から来ることになった田島小学校だ。
人工的に植え込んだ芝桜やネモフィラの豪華さがもてはやされ、それはそれで素晴らしいが、植えなければ無くなってしまう。でもサクラソウ自生地は天然記念物に指定されて今年で106年。毎年咲き継いでいるサクラソウを代表とする250種の植物、希少種も30種類含まれる自然の植物の宝庫だ。自生地の素晴らしさ、貴重さをを少しでもわかってもらいたい。

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この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。

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