さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生あまりの好天に鳥や虫たちは我を忘れたのでしょうか?

あまりの好天に鳥や虫たちは我を忘れたのでしょうか?

公開日:2024年11月23日 最終更新日:2024年11月23日

小雪は何故か好天の日が多いが、今日も朝から青空が広がり、最高気温は前日より6度も高かった。
何時ものバス停から俯瞰するとA区の白い穂波は一段と鮮明になっていた。

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オギの白い穂波はいよいよ鮮明になってきました

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今シーズンは見事な花園とはならなかったユウガギクですが、次世代は確保しています

自生地では静寂が支配し鳥の声も姿も全く見られなかった。あれほど多かったトンボも一匹も姿が見えず、チョウは観察路を入ってすぐ、力なく飛び立ったツマグロヒョウモンが近くの草むらに着地、キタテハも見られたがすぐ近くに降りてしまった。いつもは多いシジミチョウも一匹見られただけだった。
あまりの好天に虫たちも我を忘れているのだろうか。

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今、自生地を支配しているのは何と言ってもオギそしてヨシだ。左右目線の高さにはカナムグラ。雌花の目立った赤さは見られなくなったがどっちを見てもカナムグラが見られる。枯れ色一色の自生地で緑が見られるのはセンニンソウの群生だ。

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新開小学校では冬に備えて散水装置を外して、本当に乾いてから水やりをする体制に変えていた。
土合小学校ではまだ終齢に近い幼虫と2齢くらいの幼虫がいたが、新しく蛹になったのは見られなかった。

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これはせいぜい2齢幼虫ですがウマノスズクサはあるので頑張って蛹化して下さい

この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。

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