さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生曇天と雨模様の2024年の啓蟄はアマナもヒロハアマナも全て討ち死

曇天と雨模様の2024年の啓蟄はアマナもヒロハアマナも全て討ち死

公開日:2024年03月06日 最終更新日:2024年03月06日

2024年の啓蟄は朝から曇り空で、午後からは雨、気温も前日より5℃低い寒い一日だった。
サクラソウ自生地をバス停付近から俯瞰すると80%が緑色に変わっていて生命の伊吹が感じられ、嬉しかった。

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でも曇天を反映してアマナもヒロハアマナもすべて閉じて小さな白い点や楕円になっていた。A区の公園寄りのフキノトウだけが満開で、そろそろ盛りを過ぎた花もあり、もう葉が伸び始めていた。

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自生地全域でアマナの討ち死に風景は見られました

 

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ノウルシ、ノカンゾウ、ノカラマツ、キンミズヒキなども伸び出して陣地を広げていた。サクラソウはやはり奥ゆかしくナカナカ目につかないが、中には花芽をつけている株もあった。ヒロハハナヤスリも小さな胞子をつけて伸び始めていた。

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3月1日は新開小学校の授業参観に招待された。4年生が1年間かけて桜草やサクラソウ自生地について学んだことを全員で発表してくれた。実際に体験したこと、自分たちで調べた事、教わったことを実に熱心に正確に発表してくれた。本当に感激だった。生徒さんたちが作ったパンフなどを現地案内で使わせてもらうようお願いの言葉が自然に出てしまった。素晴らしい時間を過ごさせていただき幸せだった。

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この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。

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