さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生まさに大寒の2024年1月20日でした

まさに大寒の2024年1月20日でした

公開日:2024年01月21日 最終更新日:2024年01月21日

2024年1月20日の大寒は朝から空一面厚い雲に覆われていた。夕方ごろから雨、山沿いでは大雪になるかもしれないとの事だったが、気温はほとんど上がらず最高気温は6℃だったようだ。自生地では手袋をしていても指の先がじんじんと痛く、さすが大寒と思わせた。
予報では夕方からの雨がお昼前にはポツポツ落ち始めてしまい、濡れるほどひどくはならなかったが、止む気配はなかった。

サクラソウ自生地は1月10日の草焼きでほとんどが褐色の世界に変わって、もの皆静かな風情だった。

芝生広場側の

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D・E区の入り口付近からD区を望む。この季節でなければ見られないサクラソウ自生地越しの風景だ。さいたま東村山線の堤防のむこうには桜環境センターの建物と煙突が見える。右の木々の間からは昭和水門も見えていそうだ。

シベリアからの代表的な冬鳥のツグミはツツーと動いてはしばらく立ち止まる動き方ですぐわかる。火入れ後の常連だ。大きさは24㎝といいムクドリと同じだ。ムクドリも地上を歩いて採餌するが動き方は対照的でこちらはのこのこと歩く。この日は4~5羽でクヌギの木の天辺に飛んできた。小さな代表のタヒバリは今日は確認できなかった。
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帰り際にB区で水色がかった鳥を見つけてスワッとばかり追跡した。懸命にシャッターを押しながら、もしかしたらハクセキレイ?」とも思ったが、家で調べてみてハクセキレイの冬羽は黒い背が灰色になる事を初めて知り、チョンだった。
240120hakusekirei162冬羽のハクセキテレイ。街中で見られるよりはるかに上品な感じ

E区の公園との境ではユキヤナギが赤や黄色の新葉を思わせる葉をいっぱいに付けていた。軟らかい感じで新芽の芽吹きかと思ったが、どう調べても若葉ではなく前年の黄葉の名残だったようだ。よく見ると小さな蕾をたくさんつけていた。

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この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。

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