さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生最高気温は20℃との予報の暖かな2023年の大雪でした

最高気温は20℃との予報の暖かな2023年の大雪でした

公開日:2023年12月09日 最終更新日:2023年12月09日

2023年12月7日の大雪は最高気温が20℃になる予報だった。11時20分に着いた桜草公園は一面の青空が広がり暖かい空気に包まれていた。いつもの方向に富士山を探したがかすみの彼方だった。
40号線堤防の不法投棄の古タイヤは撤去されていた。

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自生地はオギの穂のほとんどが旅立ってすっかり枯れ姿になっていた。そしていつものように各区の中側のオギの刈り倒しが始まっていた。

231207showasuimon何時ものように地上から50cmくらいの所から刈られていた。自生地が命の青木実さんの進言だった

来年1月10日(水)予定の草焼きに関する告知で、「桜草公園駐車場使用制限のお知らせ

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」の看板が2枚立っていた。
看板は中央観察路入口とB区の公園側の角の自生地内だった。でも、文面からすると桜草公園の駐車場の入り口ともっと手前に立てるのが当然だ。こんな当たり前の事は現場での話し合いで了解すべきことだと思うし、利用者の立場に立った仕事が望まれる。

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後ろの土合1横堤は冬の日をいっぱいに浴びでコセンダングサが繁茂。花の季節は終わってヒッツキムのシオンパレードで触ったらたちまち針の山だ。

コセンダングサの群生の上にジョロウグモが網を張っていた。秋には自生地でもいたるところで見られるが多くは裏側で、何故か表は見られる確率が少ない。今回は開けた処だったので表側にも回って撮ることができた。

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左が表(背)、右が裏(腹)だ。腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモ。いたるところで普通に見られる。目の細かい複雑な円網を張る。

昨12月6日にはさいたま市議会の一般質問で久保美樹議員がサクラソウ自生地の保全について一般質問してくれた。他の議員さんより本当に身近な事を取り上げてくれるので支援者が多く傍聴に来ていた。
231207yugagiku231207nokongiku左がユウガギクのそう果。冠毛は0.25㎜と短くてほとんど分からない。右はノコンギクのそう果で冠毛は長さ約5mm。

驚いたことにヒメジュウジナガカメムシがA区の柵の杭にまだ残っていた。数は少なくなったが杭ごとに密集している。ついていたツル植物はどうやらカナムグラとセンニンソウで間違いはないようだ。

この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。

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