キンミズヒキが群生しママコノシリヌグイの小さな花も
2023年秋分の日の今日9月23日は昨夜から雨、予報では止む筈の雨もなかなかはっきりせず秋分の日の観察にナカナカ出かけられずにいたが、10時30分頃急に明るくなり、雨は大丈夫そうな空模様に急いで出かけた。
15日は一部咲き始めていた横堤のヒガンバナはさすが終わりかけていたが上の方に一輪白花が咲いていて、鴨べりは丁度盛りの時期だった。
昨夜からの雨で観察路は水没しているかもしれないし、覆いかぶさっているオギが曲者だ。いつものように中央観察路から入ったら全身濡れネズミになるのは間違いなかった。後ろの横堤から俯瞰してみると中央観察路はわずかにあるのが分かる程度でオギが覆いかぶさっていた。
鴨川側の通路はもともとキンミズヒキの多い所だが公園に出るまで両側は金色に覆われていた。途中ママコノシリヌグイやツユクサも多く見られ、センニンソウもあったがそろそろ終わりかけの感じだった。アキノノゲシが遠望でき、キクイモの花も残っていた。ツルマメ、ヤブツルアズキやナンバンギセルなども見られた。
ツルボが見られたのは嬉しかった。
北観察路に入ってみたらハナグモらしきが目の前に網を張っていた。獲物も捕らえたようだが、ハナグモが網を張る筈もなく記憶を手繰ってみてどうやらサツマノミダマシらしいと気が付いた。調べてみると2017年9月7日の白露のレポートにあった。
今年はツルフジバカマの当たり年のようです
サツマノミダマシとワキグロサツマノミダマシは同じような時期に同じような場所に生息し、緑色の部分が下腹になければワキグロという。今回は下の写真で明白だ。
ツルボとツユクサ、右はキンミズヒキとツルマメだ。
この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。