ヒロハノアマナが満開、アマナも多くが開いて自生地に春到来!
公開日:2023年03月08日 最終更新日:2023年03月08日
登録元:「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」
2023年3月6日の啓蟄のサクラソウ自生地は生憎の曇天だったが、緑と土色が半々くらいになっていた。昨夜来の弱い雨はサクラソウ自生地にちょうど良い湿気をもたらしたようだ。
でも、太陽が出ていなかったのでアマナもヒロハノアマナもすべて花が閉じていた。その中でもノウルシはもう花を咲かせ、B区の公園側のフキノトウも多くの花をつけていた。
サクラソウの花芽は第2次指定地でやっと確認できた。ここはサクラソウの株が柵近くにも多くなったので花の時期の楽しみだ。
色々の植物が多くの芽を出しているが、特にツルボの株が多いのが感じられた。
7日は日本晴れの晴天だったので11時頃行ってみたらまさにアマナが花開き、ヒロハノアマナは白い絨毯を広げたようだった。今週は晴天続きで気温も高くなるようなので、是非サクラソウ自生地にお出かけ戴きたい。
前日にはすべて閉じていたアマナが全開でした
ヒロハノアマナは柵からは少し遠い
ヒロハノアマナは中央観察路の駐車場側からの正面、E区に見られます。ちょっと柵からは遠いので双眼鏡をお持ちになれば尚goodと思います。くれぐれも晴天の日、風もあまりない方がいい。
越冬蝶のキタテハが何匹もアマナに来ていました
偶然モンシロチョウの正面の顔が撮れました
ヒロハノアマナは全国カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)、アマナは埼玉カテゴリー準絶滅危惧(NT)。両種ともユリ科アマナ属の多年草。
新開小学校の鉢植えのサクラソウは倍の100鉢近くに増え、生長に差があるものの少しづつ芽を出し始めていた。
新旧4年生の鉢が勢揃いです
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