さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生モグラ塚が多く見られ、ノウルシの芽生えは少なかった

モグラ塚が多く見られ、ノウルシの芽生えは少なかった

公開日:2023年01月21日 最終更新日:2023年01月21日

2023年1月20日の大寒(だいかん)は穏やかに晴れた暖かい一日で、大寒にはほと遠い日だった。

さくら草橋の信号の下の道路標示は2年と持たず剥がれてしまったので、今度は長持ちするように路面に直接書いてくれた。大歓迎でついでにサクラソウ自生地の文字を入れて欲しいとお願いしたが、路面に書くと大きくなって、字数も制限されるので不可だった。でも近隣の県や東京からお見えになる方には公園でも自生地でも、とにかく迷わずに来てくれる表示をつけるのが最優先で、有難かった。

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大きさは100㎝X145㎝と大きく見易い

自生地は褐色の世界だったが、結構燃え残す所も多かった。気になったのはモグラ塚の多さだった。あんなに多いとサクラソウの根にも悪影響がありそうなくらい久し振りに全域で目についた。

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白く見えるのがモグラが穴を掘り進んだ土を盛り上げたモグラ塚

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典型的な冬鳥のツグミ

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仲良く2つ並んで芽を出したノウルシ

焼け野原には例年の如くツグミやタヒバリが来ていた。ノウルシの芽生えは見られたが例年より小さく数も少なかった。やはり今年の寒さの影響だろうか。サクラソウの芽生えは全く見られなかった。
週明けには強烈な寒波が北日本を中心に襲来するようだが、関東地方も25日を中心に寒波の影響を受けるようだ。

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補完地はきれいに除草されていました

この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。

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