サクラソウ自生地はオギの穂が銀色に輝いていました
公開日:2022年11月09日 最終更新日:2022年11月09日
登録元:「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」
2022年11月7日は立冬というにはあまりに穏やかな一日だった。雲が多かったので時々陽射しが遮られると少し肌寒くも感じたが暖かな秋の日だった。
バス停付近から見下ろしたサクラソウ自生地はオギの白い穂が銀色に光って大きく輝いていた。
桜草公園への下り道は両側のセイダカアワダチソウが刈られて通り易くなっていた。
サクラソウ自生地は観察路を自然のままにしているのでオギが大きく被さっている所が多く、生き物の気配はあまり感じられなかった。観察路の両側に白い花を咲かせているユウガギクにも殆どハナバチなどは来ていなかった。
レモンエゴマやキンミズヒキも果実の季節になった。コメナモミの面白く散房状に付いた頭花は直径約1㎝。ほとんどが筒状花だけで腺毛の生えた5個の総苞片が伸び出して機雷のような面白い形をしていた。
第2次指定地ではノコンギクが花盛りだったが、最初にセイヨウミツバチが飛んできただけで後は何にも訪花昆虫は無かった。
B区沿いの緩衝地帯はコセンダングサが繁茂していたが、ここにはミツバチやウラナミシジミが来ていた。コセンダングサには蜜が多いのだろうか。
観察路に伸び出しているオギやヨシたち
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