寒露の田島ケ原サクラソウ自生地ではチョウやハチたちも大忙しでした
公開日:2022年10月12日 最終更新日:2022年10月12日
登録元:「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」
2022年10月8日の寒露は前夜までの雨が止んで青空ものぞき穏やかな秋の日和だった。2日前辺りからら急に気温が下がり一時は12月並みの気温などとの声も聞こえた。
桜草公園の正門から入ると右手の除草が遅れている堤防は伸び放題のススキと黄色く色づき始めたセイタカアワダチが繁茂していた。
昨夜の雨でオギが一部観察路を塞いでいたが、適度の目隠しで無用な犬の散歩を防止するにはいい方法だ。
ヤブマメが全区域で見られるようになった。ツルマメは豆果になって、去年まであれほど繁茂していたヤブツルアズキは豆果に変わったのだろうか気付かなかった。アキノノゲシは全域で見られたが昨夜までの雨でかなり痛めつけられていた。
レモンエゴマの花を吸蜜して回っていたのはナミハナアブだろうか?
夏の初めごろからサクラソウ自生地の全域で花をつけているバラ科のキンミズヒキに来ていたのはオオハナアブだろうか。これからは萼筒と萼片に包まれた痩果がヒッツキムシの代表でズボンなどに引っ付いてくる。
多くの花を付けていたノハラアザミにキタテハなどが来ていた。
この日の主役はレモンエゴマだ。全域にあるが群生はB区沿いだ。ここはトウネズミモチやマルバシャリンバイ、トベラなどの植栽樹が植えられていた公園の管理地だ。木を切ってからは手入れしてないので、ヒメムカシヨモギなども伸び放題だった。
サクラタデ、ミゾソバ、ナンバンギセルが初めて見られ、ユウガギクが群生し始めて、第2次指定地のノコンギクが咲き始めた。ノハラアザミ、タイアザミはちょうど盛り、ヌスビトハギは節果を芸術的に付けていた。
この情報は、「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」により登録されました。