さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告自然、環境、生き物共生サクラソウの蒴果も花も多く見られました

サクラソウの蒴果も花も多く見られました

公開日:2022年05月06日 最終更新日:2022年09月13日
登録元:「ビオ・荒川さいたま
タイトル
サクラソウの蒴果も花も多く見られました

詳細

2022年5月5日は最高気温が27℃の夏日になった文字通りの立夏だった。

サクラソウ自生地はオギとヨシそしてスイバとノカラマツが丈を伸ばし、腰くらいまで伸びていた。
今の時期花はレンリソウ、チョウジソウ、エキサイゼリそしてあまり歓迎されないハルジオンやヒメジョオンだが、意外にサクラソウの花が多く見られた。葉が大きくなり光合成で栄養を蓄え蒴果を大きく育てる季節なのに花も楽しませてくれた。

今日は鴨川でナヨクサフジに来るシロスジヒゲナガハナバチを撮るのを一つの目的にしていたが、見事に失敗だった。河川敷の大改修でナヨクサフジは遠目には無くなった。でも良く見るとアチコチに大きな群生があった。周囲の草は腰よりも深かった。
ハチは高速で飛んで来てすぐ去って行った。一匹として吸蜜するそぶりも無かった。不思議だったが普段は人の来ない所なので野生の嗅覚が働いたのだろうと合点した。

チョウジソウの円内の写真はシロスジヒゲナガハナバチの吸蜜の写真(4月24日撮影)

見事な蒴果とエキサイゼリに囲まれたサクラソウの花。

レンリソウは埼玉カテゴリー絶滅危惧ⅠB類(EN)。

エキサイゼリは本当に小さな花ですが精巧です。

アマドコロはもう液果の季節ですが円内はシロスジヒゲナガハナバチの吸蜜の写真(4月24日撮影)

トダスゲは雄花穂は早く花粉を飛ばし、雌花穂は後から柱頭を伸ばし果実をつける。

クララはまだほんの若木で花などはまだ先です。

この情報は、「ビオ・荒川さいたま」により登録されました。

この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています