さいたま市市民活動サポートセンター さポットビオ・荒川さいたま活動報告自然、環境、生き物共生穏やかに晴れたチョウたちが舞う立冬の自生地

穏やかに晴れたチョウたちが舞う立冬の自生地

公開日:2021年11月09日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 穏やかに晴れたチョウたちが舞う立冬の自生地

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2021年11月7日の立冬は穏やかに晴れて秋日和の好天の日曜日だった。
久し振りの補完地はヨシが一面に生い茂り倒伏している所もあったが自然のままだった。柵近くに一か所ユウガギクが固まって花を咲かせていてヒメアカタテハが吸蜜に来ていた。

いつもとは逆コースで公園側から入った北観察路にはウラナミシジミが乱舞していた。小さなチョウであまり止まらず飛び回っていた。時に絡み合っては素早く離れたりを繰り返していた。南方系のチョウのようだが秋に見られる事が多い。やはり秋に多いヒメアカタテハやキタテハ、キタキチョウ、モンキチョウなどや赤トンボも見られ穏やかな日和を楽しんでいた。鴨川にはホシハジロやキンクロハジロが来ていた。

オギが銀色の穂を重たげに観察路に覆いかぶさっている部分も多いが、ヨシがアチコチで大きく伸び出して秋の陽を浴びている、アキノノゲシは強風にさらされてすっかり黒色になっている。スズメウリが真珠の様な実を付け、ユウガギク、ノコンギクも果実が多くなったが花もまだ見られる。

ヨシが大きく伸びた補完地は来春のサクラソウが楽しみ。

透き通った象牙色に熟したスズメウリの実たち。

銀色の穂を揺らせているオギ。堤防のススキより白い。

普段は見られない下から撮ったヒメアカタテハ。

成虫越冬もして春一番で飛び回るキタテハ。

一年中みられるモンキチョウがコセンダングサを吸蜜中。

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