さいたま市市民活動サポートセンター さポットビオ・荒川さいたま活動報告自然、環境、生き物共生絶滅危惧Ⅱ類のノジトラノオが見られます

絶滅危惧Ⅱ類のノジトラノオが見られます

公開日:2021年06月06日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 絶滅危惧Ⅱ類のノジトラノオが見られます

詳細

2021年6月5日芒種の自生地はオカトラノオ属の白い花穂とシオデやノカラマツの蕾や花が歓迎してくれた。観察路の左右はもう背丈以上にオギが伸びて左右の見通しは聞かなくなった。オカトラノオ属の花にはベニシジミが多く来ていた。今年はノジトラノオが多く見られて嬉しい。

観察路ではトキワハゼ、イヌガラシ、ツメクサ、アメリカフウロなどが小さな花をつけていた。イヌガラシにはモンシロチョウが来ていたが、パソコンに移してみると産卵していたようだ。

クマツヅラの花を撮ろうと群生に近づいたらなんとドヨウオニグモがホソハリカメムシらしきを捕らえたところで、激しく動いて獲物を弱らせぐるぐる巻きにする一部始終を観察できた。

前回確認できなかったレンリソウの豆果を見つけるべく頑張ったがどう探しても見つからなかった。仕方なしに帰り際に再度挑戦してようやく発育不良の2豆果を発見した。やはり、クローン繁殖による弊害なのだろか。

ノジトラノオと同じ絶滅危惧Ⅱ類(VU)のノカラマツ。

シオデはサルトリイバラ科で雌雄異株。写真は雄花。

やっと見つけたレンリソウの豆果はひ弱で存在感があまりない。

モンシロチョウをよく見ると体をイヌガラシに差し込んでいます。

ホソハリカメムシをぐるぐる巻きにし終わったドヨウオニグモ。

土手のクララはとっくに実を付け終わったのに、今ようやくです。

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu