さいたま市市民活動サポートセンター さポットビオ・荒川さいたま活動報告自然、環境、生き物共生とても立冬とは思えない暖かな自生地でした

とても立冬とは思えない暖かな自生地でした

公開日:2020年11月09日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル とても立冬とは思えない暖かな自生地でした

詳細

2020年11月7日の立冬は前日より4℃も高い暖かい一日だった。
正門から入った40号線沿いは一面のセイタカアワダチソウの鮮やかな黄色だった。

中央観察路はオギがかぶさって先が見え難くかったがこのくらい自然の方がいい。土曜日とあって駐車場は満員の盛況だったが全て芝生公園目当てだった。

中央付近ではシロバナサクラタデやユウガギクそしてサクラタデが見られた。B区とD区の公園側のアキノノゲシの群生地は花がほぼ終わり白い冠毛の風景に変わっていた。全域でユウガギクの花があり、カナムグラの雌花、アキノウナギツカミも多く見られた。

暖かさからか風になびくオギの穂波はまだ夏の終わりのような感じだったが、ジョロウグモが多く見られたのはやはり今の季節が感じられ、バッタらしき大物を捕らえていたのもあった。

第2次指定地ではスズメウリの象牙色に熟した液果がフジバカマに絡んでいた。ノコンギクは花の盛りだったが、群生は少し小さくなったようだ。

ジョロウグモはとにかく獲物は離さないぞの気迫を感じました。

ノハラアザミにはキタテハだけでなく小さな虫も来ていました。

倒れ込んだフジバカマに多くのスズメウリが付いていました。

ノコンギクは茎にも葉にも短毛が密生しざらつく。

ユウガギクにはヒラタアブやハナグモなどが来ていました。

裂開したマユミは赤い仮種皮に包まれた種子が見えます。

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu