さいたま市市民活動サポートセンター さポットビオ・荒川さいたま活動報告自然、環境、生き物共生いつの間にかシロネが多く生育していました

いつの間にかシロネが多く生育していました

公開日:2022年07月09日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル いつの間にかシロネが多く生育していました

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2022年7月7日の小暑は午後からは真っ青な青空が広がったが、自生地到着はちょっと遅い15時頃になってしまった。
中央観察路を入ってまもなくウマノスズクサが見られ、目の前からはジャコウアゲハが飛びたった。
ノカンゾウが花盛りで全域で見られ、ハンゲショウ、ヤマイモの花も一部で見られた。トモエソウ、オカトラノオ属の小さな白い花穂もまだ残り、オニユリの蕾は花と見まごう見事さで、バアソブの蕾も多く見られた。

オオルリハムシの食草と知らされたシロネが増えている事に驚いた。
オオルリハムシは準絶滅危惧(NT)で神奈川県では仙石原が唯一の生息地とか、そして体長9~14㎜の成虫は5月下旬から7月にヨシ、ススキの葉上に多く見られるといい、自生地で探してみる価値は大ありだ。

シロネはシソ科の多年草。地下茎が太く白くて食用になるのが名の由来。茎は4角で枝分かれしない。上部の各葉腋に約5㎜の白色の花を密につける。

6月27日に都市公園課から道路標示を作成してくれるとの連絡があった。今度はもっと長持ちする形で直接書いてくれるとの事で本当に感謝だ。桜草公園の次に小さくてもいいので(サクラソウ自生地)と入れて頂くとより親切とのお願いをした。

今が盛りのノカンゾウは鴨川側に多く群生している。

今年は葉が半分白くなるので半化粧の方がよさそうだ。

まだ何回か脱皮を繰り返して大人になる子供のカマキリ。

蕾はたくさん見られたが咲いていたのはこのバアソブのみ。

シオデは雌雄異株。この花は雄花です。

今年は柵の外側にロープを張ってオギが倒れ込むのを防いでいる。

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