さいたま市市民活動サポートセンター さポットビオ・荒川さいたま活動報告自然、環境、生き物共生ノカラマツが花ならぬ花を咲かせています

ノカラマツが花ならぬ花を咲かせています

公開日:2022年06月08日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル ノカラマツが花ならぬ花を咲かせています

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2022年6月6日の芒種は朝から雨、11時頃に関東甲信が梅雨入りしたとの発表があった。

雨で1日遅らせた7日の桜草公園は周囲の全ての堤防がきれいに除草されていた。いつも横堤部分が残されたり逆だったりするので一度にこれだけきれいになるのは初めてだ。
この日も雲が多い気温の上がらない天候で、常に降るともなく小雨が舞っていた。

自生地は全域でノカラマツが花盛り、オギの葉が茂って時折まだ心もとないウグイスの声が聞こえていた。オカトラノオ属の白い曲線を描いた花穂もアチコチで見られ、あまりウエルカムではないヤブジラミの白い花も多く見られ,シオデがアスパラのような穂先を伸ばしていた。

鴨川側ではクサフジ、マユミの果実も見られ、大きなオオスズメバチがしつこく迫ってきた。普通向かってきても後ろに下がれば1~2回で済むのに執拗でこんなのは珍しい。女王が巣でも作り始めているのだろうか。

ノカラマツ(野唐松)はキンポウゲ科。花弁は無く萼も早落性で葯が目立つ。絶滅危惧Ⅱ類(VU)

さいたま東村山線の堤防と向かいの駐車場のノリ面はいつも別の時期の除草だった。

去年より生長がおそいようでノジトラノオにしては花穂が細いようです。

サクラソウの蒴果は期待ほどではありませんが順調に生育しているようです。

ジャコウアゲハの幼虫を自生地で久し振りに見て感激でした。

招かれざる客のヤブジラミがアチコチで白い花を咲かせていました。

キゴシハナアブがしばし羽根を休めて被写体になってくれました。

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