第244回勉強会「在宅で看取りをするにはどうしたらよいか~多職種連携を考える~」
第244回勉強会「在宅で看取りをするにはどうしたらよいか~多職種連携を考える~」
日時 2025年9月13日(土)9:30~12:00
場所 レイボックホール
参加者 15名(体験2名)
【前半】情報交換
・さいたま市では「介護保険要介護認定・要支援認定の更新のご案内」が令和7年で廃止になる。(有効期限令和7年12月31日)ケアマネはサービス利用している方の更新をしっかり把握していないといけない。
・主任ケアマネ更新研修や社会福祉士基礎研修等で社会資源を学ぶ内容が多かった。疾患別の対応についての内容が多いが、薬についての内容は少なかった。
・主任ケアマネレベルアップ研修にて8050問題~生活困窮者の支援について~十文字学園女子大学今井伸教授
現在の50代は就職氷河期のため非正規雇用者が多い。
・首都圏生活保護支援法律家ネットワーク
生活保護申請代行や生活困窮者への支援等電話相談がある。
・アルツハイマー型認知症の新薬
【後半】
「在宅で看取りをするにはどうしたらよいか~多職種連携を考える~」
☆目的・・・自宅で看取りをするときにどのように多職種連携をすれば、御本人が幸せと思える最期を迎えることができるかをみんなで考える。
☆看取りのケースを担当していた時に連携で困ったこと、良かったことをグループで共有。
(看護師側より)
良かったこと・・・家族関係や生活状況を教えてもらえる、個性的な方が多く楽しい。
困ったこと・・・土日祝日に連絡が取れない。
(ケアマネ側より)
良かったこと・・・定期的に連絡をくれる。すぐに対応してくれ。変化を伝えてくれる。
困ったこと・・・往診時間が分かりづらい。医師、看護師が中心になりがち。ケアマネが後回し。
☆ 看取りのケースの事例紹介・・イレウスチューブ、CVポート装着で末期がんのケース。
☆振り返り
・医療の知識や情報をキャッチしていきたい。
・家族のおもいを大事にしていきたい。
・スピード感の重要さがわかった。
・専門職をうまくまとめて連携できるようにしたい。
・お互いの職種理解、相互理解を深め、顔の見える関係から心の見える関係を作りたい。
・それぞれの専門性が発揮できるケアプランを作りたい。
・介護と医療の壁を感じていた。MCSなど活用していきたい。専門用語はわかりやすく記載してほしい。
この情報は、「NPO法人華齢なるケアマネたち」により登録されました。