第211回勉強会「事例から学ぶ住環境~福祉用具専門相談員と共に考える~」
第211回勉強会「事例から学ぶ住環境~福祉用具専門相談員と共に考える~」
日時 2023年 7月8日 9時30から12時
場所 浦和コミュニティーセンター 第14集会室
参加者 13名(新規入会者2名含む)
【前半】情報交換
・介護ロボット。介護職の身体負担を軽減するロボットのほかにも「人」とのコミュニケーションを図るロボットがある。施設でのフロア見守り時に利用者さんへ目線をあわせて、声掛けや一緒に歌うなどができる。
・埼玉県では民間業者との連携により高齢者の暮らしを支える制度として「プラチナ・サポート・ショップ制度」を創設しており、サービスを実施している店舗等は情報サイトで公開している。
・介護支援専門員の倫理綱領に行動規範が示された(令和5年6月25日)
・埼玉大学市民講座「企業変革の考え方・・組織の慢性疾患を乗り越える」に参加した
会社全体の問題を解決するためには、他部署の意見を排他的に考えるのではなく。連携やコミュニケーションをしっかり行うことの大切さを学んだ。ケアマネとしても多職種とよい関係を築き、利用者への支援をしていきたい。
【後半】
「事例から学ぶ住環境~福祉用具専門相談員と共に考える~」
グループワークで、事例をもとに住環境を考えた。
グループでカタログも見ながら考える。住宅改修かしら?福祉用具購入?レンタル?
そして発表です。
☆振り返り
・住宅の平面図をもとに必要な用具や工事を皆で考える過程は、考え方の違いが発想を広げられるよい機会になった。住宅改修をするときに相見積もりをとるが、相提案もとっても良いと感じた。
・人によって提案や発想が違うことが分かった。事業所内でほかのケアマネと検討して案を複数提示して、本人、家族に決めてもらうことができるといいと思った
・利用者の希望にも沿った住環境を相談しながら行うことでQOL向上の実現につなげたい
・ケアマネと福祉用具担当者の連携の重要さを感じた
・ちょうど初めて住宅改修のプランを立案しているのでとても役に立った
・福祉用具専門相談員と福祉住環境コーディネーター(住宅改修の時の理由書の作成もできる資格)の役割の違いを知ることができた
机上の相談ですが、二つの案はずいぶん違いますね。実際の改修もこの案とは違うものでした
貴重な体験ができました。福祉用具専門相談員のお二人に感謝です。
この情報は、「NPO法人華齢なるケアマネたち」により登録されました。